「共通の敵」は大事だ | 地政学を英国で学んだ

今日の横浜北部は、雨が上がって一度晴れたのですが、また夕方から小雨がパラパラ。風が強くてサクラの花びらが舞っておりました。 さて、すでにメルマガのほうに書いた「共通の敵」というテーマなのですが、このブログでは最近再び読み返した地政学の祖、マッキンダーの論文の中に、とても参考になる箇所を発見。 ということで、この「共通の敵」というテーマについて、さらに詳しく論じられている重要な部分を、まずは抜きだしてみたいと思います。 引用する本は『マッキンダーの地政学』（原題：『デモクラシーの理想と現実』）でして、その中に掲載されている「地理学から見た歴史の回転軸」という超有名論文の中の一部です。 ただし故・曽村氏の訳文には少々間違いがありますので、私が原文を参照にしながら一部を修正しております。 ＝＝＝ ●国家を組織しようという考えは、おおむね共通の苦難の洗礼を受けたところから生まれてきた。つまり、共同

[Gl17]

それ以前に社会的な正義とか安定とか、そういう「価値観」あっての話だと思うが。誰が敵だから団結という話でまず捉えて、基底の理念を顧みないのは右派ならではの感覚だよ。何でも「どっちもどっち」じゃ全て泥沼。

[watto]

結論を持って行く方向が危なっかしい気が。太平洋戦争末期に（数え方にもよるけど）五十余ヶ国が対日宣戦布告していたこととか、最近では国際司法裁判所での調査捕鯨敗訴（惨敗）とかも、反省的に論じるべきでは？

[takashi1982]

「ネトウヨ」を「共通の敵」にすることによって、自分たちも「差別しない優秀な俺たち」という排他的なアイデンティティをつくるわけですから、実は同じ穴のムジナ状態です。←だから人権侵害を容認しろと？

[tatage21]

単なる19世紀的帝国主義正当化論。植民地解放・民族解放の世紀だった20世紀を経て現在がある事を理解してない。

[yu_kawa]

友敵ですな

[buhikun]

反日のカウンターパートやからフィンランドやトルコや台北政権が親日で最も尊重すべきという通俗的議論。要は内実はどうでもいいと（苦笑）

[spoichi]

共通の敵がいなくなれば次は内輪もめが始まるのが常なので、敵は滅ぼさずに存続させた方がいい。

[brighthelmer]

『進撃の巨人』で、共通の敵がいれば人類はまとまるという主張があっさり否定されていたのを思い出した。

[dzod]

金髪の孺子憎しで合体した貴族連合軍かよ

[u_eichi]

社内で、何かにつけてこれやろうとするやつがいて困ってる。戦う相手が違うんだけどね。

[mamezou_plus2]

不満の矛先や注目を集める"生贄"が必要という、古代から連綿と続き儀式で、その成果を得るという物。調伏

[fragilee]

「なんだか救いようがないなぁ」というのは実は正しい感覚かもしれません。なぜならこれこそが人間という非合理的な存在が行う「政治」という不可思議な営みの、真髄の一つだと言えますので。 MAX禿同杉100％。＞＞

[msyk710513]

平和的安全保障と正反対の時代錯誤ぶり。昔は通用しても現代世界では通用しないとなぜ気づかぬ筆者？この筆者に共産党大会決議を読ませたらどう反応するかな？「共通の敵」に対して団結、国際政治で論じては危険だ。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[zetamatta]

せやな

[takahiro_kihara]

"マッキンダーの地政学"は家の近くの図書館にあるから、そのうち読む。

[ponkotsupon]

そりゃそうなのだが、だからこそ自らのアイデンティティが自家中毒を起こす危険性に、党派思想を問わず警戒と自制が必要なのでは。

[the_sun_also_rises]

批判というのは常に外に向かうもの。右派は安保を重視し利害が対立する外国を批判する。左派は社会から疎外された小集団に共感し社会の多数派を批判する。それが行き過ぎると両者とも逆批判されるのも同じだね。

[snowdrop386]

なぜか大学の政治学の授業で「日韓のいざこざをなくすには宇宙人が侵略してくるのを待つしかありません」というネタを聞いたのを思い出した。個人的には内ゲバ的に変化するだけだと思ったけど。

[Halb-Ritter]

ここ重要→「差別しない優秀な俺たち」という排他的なアイデンティティをつくるーまあ戦後日本人は日本という国家を共通の敵にして来た民族だしw世界から嘲笑されても気づかないキモい変態自虐民族www