ポルトガルの首都リスボン(Lisbon)の空にたなびく欧州連合(EU)旗(2010年11月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/RAFA RIVAS 【2月14日 AFP】米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's Investors Service)は13日、イタリア、スペイン、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、マルタの国債の格付けを引き下げ、フランス、英国、オーストリアの格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」とした。欧州危機への対応が先行き不透明との理由から。 格下げ後の各国の格付けはスロベニアとスロバキアが「A2」、イタリア、スペイン、マルタが「A3」、ポルトガルが「Ba3」とされた。これまでの格付けからスペインは2段階、その他の国は1段階引き下げられた。 ■仏・英・墺は見通しネガティブ フランス、英国、オーストリアはいずれも最上位格付けの「AAA」を維