タグ

社会とイタリアに関するnatumi0128のブックマーク (3)

  • 第3世界並みイタリア社会の闇

    世界8位の経済大国で、数々の文化遺産にも恵まれているイタリア。だがこの国は女性の権利や若者の失業といった社会問題に対する取り組みでは途上国並みにお粗末だ。種々の統計がそれを物語っており、そのため最近では国際社会から辛辣な批判を浴びるようになった。 確かにイタリア経済は不況に見舞われてはいるが、社会問題の悪化は財政難のせいだけではない。現に経済通であるモンティ首相の下、国内経済は少しずつ改善してきた。にもかかわらず、非難は高まるばかりだ。 イタリア国家統計局の年次報告書によると、24歳以下の失業率は36.5%に達し、若年層の100万人以上が失業中だ。意外なことに高卒者より大卒者のほうが失業率は高い。低学歴のほうが単純労働に抵抗感がないからだろう。 女性の雇用状況も悪い。給与が男性に比べて平均15%低いばかりか失業率も高く、南部では女性10人のうち6人が就労していない。 イタリアの女性は家庭内

  • アングル:南欧の「誘拐保険」販売拡大へ、欧州危機に商機

    1月16日、欧州債務危機による景気後退や社会不安で誘拐が増加する──。こんな予測をもとに、保険業界は南欧での「誘拐保険」に商機を見出している。写真は2010年2月、アテネの銀行で撮影したユーロ紙幣(2013年 ロイター/John Kolesidis) [ロンドン 16日 ロイター] 欧州債務危機による景気後退や社会不安で誘拐が増加する──。こんな予測をもとに、保険業界は南欧での「誘拐保険」に商機を見出している。 ギリシャ、イタリア、スペインで誘拐が増加しているという明確なデータはないものの、保険業界は身代金を補償する誘拐保険の販売拡大を見込んでいる。経済的な混乱が貧富の格差を広げ、人質を取る事件が急増するとの推測だ。 1970年代にマフィアや過激派による誘拐事件が目立ったイタリアでは先月、誘拐されていた建設会社社長が解放された。「現在の経済状況では、個人富裕層が誘拐の標的になりやすい。われ

    アングル:南欧の「誘拐保険」販売拡大へ、欧州危機に商機
  • 財政破綻で巨大ゴキブリがナポリを占拠

    破産の末路 行政サービスが滞ると、世界有数の観光地もこの通り Ciro Messere-Reuters 巨大なゴキブリの姿を思い浮かべただけでむしずが走るタイプの人は、この記事を読まないほうがいい。イタリアのナポリを訪ねるのも、当分はやめたほうがいいだろう。今のナポリは巨大ゴキブリの大群に、文字どおり占領されているからだ。 市内の下水道で卵からかえった大量のゴキブリが地上に進出してきたのは今月上旬のこと。債務危機のあおりで清掃局の予算が削減されたため、この1年間は一度も下水の清掃や消毒をしなかったせいだ。 もともとナポリのゴミ収集システムは非効率で評判が悪く、ゴミの都と揶揄されてきた。しかも制度変更でゴミ収集車が早朝に来ることになったため、飲店などは夜中のうちにゴミを出さねばならない。結果、腐りかけのべ物が何時間も、下水溝の上に放置されることになった。しかも高温多湿。ゴキブリにとっては

  • 1