12月12日、米国勢調査局は、2060年までに総人口に占める非白人の比率が57%に拡大するとの予測を発表。写真はニューヨークで9月撮影(2012年 ロイター) [ワシントン 12日 ロイター] 米国勢調査局は12日、2060年までに総人口に占める非白人の比率が57%に拡大するとの予測を発表した。ヒスパニック(中南米系)とアジア系が大きく増える一方、白人の人口が過半数割れするなど、50年後の米国社会は今と大きく姿を変えることになる。 同局の推計では、非白人の人口は、2012年の1億1620万人から、2060年には2倍以上となる2億4130万人に増加する。ヒスパニックの比率は、現在の17%から31%に増え、アジア系人口も向こう50年で倍以上増えるとしている。