米原万里さんの「旅行者の朝食」という本を読んだことがある方なら、誰もが、この本に登場する、”この世にこんなものがあるのかと思える美味しさ”らしい「トルコ蜜飴=Halvaハルヴァ」を、強烈に食べてみたくなるはずです。私の姉もそのクチで、この本を読むように私に勧めました。要は一緒にハマって、絶品ハルヴァ探しに協力しろって策略なんですが(笑)。ハルヴァはトルコ蜜飴と呼ばれる通り、トルコを始め、中近東からロシア・東欧に掛けて知られたお菓子のようです。言わば「練りゴマのヌガー」みたいなものでしょうか。しかしこの本の中にもあるように、国によってかなり異なり、理想のハルヴァに出会うとなると、それはそれは難しいようです。作者も幼少の頃プラハで出会って以来、色々苦労して捜し求める様子が、本著に綴られています。姉も、ロシアに旅行した同僚に頼んで買って来てもらったりしました。ロンドンにはトルコ食材屋が結構あるの