不況の英国で、科学者が最も安いランチと絶賛する『質素なサンドイッチ』が話題を呼んでいる。 「デイリー・メール」紙が伝えたところによると、このサンドイッチは、少量のバターを塗って塩コショウをかけたトーストを2枚のパンで挟んだもの。つまりパンをパンで挟んだサンドイッチ。もともとは、ヴィクトリア朝時代の料理本の著者、ビートン夫人が1861年に考案したレシピだが、物価の高い現在でも材料費は7.5ペンスという安さとなっている。 英国王立化学協会「Royal Society of Chemistry」では、このサンドイッチを英国で最も経済的なランチと評し、このサンドイッチよりも安上がりなランチを考え出した人には賞金200ポンドを贈ると発表した。 トースト・サンドイッチは330カロリーで、英大手スーパー・チェーン「Marks & Spencer」のエッグ・アンド・ウォータークレス・サンドイッチの444カ