セカチューやハリポタだけじゃありません、夏目漱石や宮澤賢治、谷崎潤一郎だってベストセラー作家。日本のベストセラー100冊をバッサリ斬って話題の『百年の誤読』の著者たちが、「読まなきゃわからない」名作の真価に迫る!(矢部智子/アンテナ) 1900年から現在に至る各年のベストセラーを俎上に載せて、「よいものはよい、ダメなものはダメ」とバッサリ斬ってゆく、大胆にして痛快な文芸対談『百年の誤読』。 ベストセラーと聞くと『愛される理由』『マディソン郡の橋』なんかが思い浮かぶけれど、時をさかのぼれば夏目漱石や宮沢賢治、谷崎潤一郎だってベストセラー作家。しかしそんな文豪を前にしても、まったく手をゆるめないのが、岡野宏文、豊崎由美両氏。なんせふたりの手にかかれば、田山花袋は「自然主義派じゃなくて、天然派。天然ボケ」と喝破され、志賀直哉は「お前は感情移入の化け物か、大竹しのぶなんですかぁ〜」とツッコまれて
大森 希望としては『チルドレン』にとってほしいんだけど、馬券を買うなら『空中ブランコ』だな。 豊崎 わたしは伊坂幸太郎『チルドレン』が◎、希望も同じです。伊坂さんは、129回に『重力ピエロ』が候補になってるんですけど、『チルドレン』のほうが小説としてよくできていて、上乗せ感があるから本命。まあ、選考委員の先生がたが前作をちゃんと覚えててくれれば、ですけど(笑)。それは奥田さんも同じですけどね、精神科医の伊良部を主人公とした同じシリーズの『イン・ザ・プール』が127回に候補になってますけど、今回の『空中ブランコ』のほうが出来がいいんですよ。だから直木賞お得意の合わせ技ってことで行くと、たしかに奥田さんになる可能性も大きい。ところで今回の候補作はやたら短編集っていうか連作短編集が多いのが特徴ですね。 大森 長編は『邂逅の森』と『幻夜』の2本だけ。 豊崎 これはどう転ぶんだろうか。大森さんは
乙一(おついち、男性、本名:安達 寛高(あだち ひろたか)[1][2]、1978年10月21日[1][3] -)は、日本の小説家[1][2]、映画監督[2]。日本推理作家協会会員[4]、本格ミステリ作家クラブ会員[5]。 山白朝子(やましろ あさこ)や中田永一(なかた えいいち)の別名義でも小説を執筆している[6][7]。 来歴[編集] 1978年(昭和53年)10月21日[3]、福岡県田主丸町(現・久留米市)に両親と2歳上の姉がいる4人家族の長男として生まれた[8]。田主丸町立川会小学校、田主丸町立田主丸中学校を卒業[9]。小学校高学年からは60kgを超す肥満児となり、周囲からはそのことを揶揄され、コンプレックスから独りでゲームに没頭するようになる[10]。14歳のときに一念発起してダイエットを成し遂げ、中学3年ではクラス委員に選ばれるようになったものの、依然として同級生たちのなかには溶
東大教官が選んだ新入生向けのブックリストとして、新書「東大教官が新入生すすめる本」と、紀伊國屋書店のサイト[参照]がある。全部で1600冊程と膨大なので、まとめた。まとめるだけでは面白くないので、100冊に絞ってランキングした。 ■東大教官の観点 以下の3つの観点から選書している。 1) 私の読書から――印象に残っている本 2) これだけは読んでおこう――研究者の立場から 3) 私がすすめる東京大学出版会の本 1) は、読書経験の貧富がハッキリ見える。めったな本を勧めるわけにはいかない。ほとんどが厳めしい古典、大御所を占める。ところが、ウケ狙いか、小松左京や村上龍、コミック「棒がいっぽん」などを推す教官がいて面白い。 2) の意味を拡大解釈する教官多し。何十巻もある「○○全集」を指定してくる人もいる。ゼミ生になったら生き字引代わりにでもしようとするつもりかしらん。オマエも全読してねぇだろ!
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501) 「WEB進化論」がターミナル駅だとしたら、こちらは快速電車である。 「WEB進化論」は、今までと違う路線に乗り換えていく為の乗り換え駅であり、そこで多様な人がすれ違う。しかし、その本がどこかへ連れて行ってくれるわけではない。「グーグル」は対照的に、読者を終着点に間違いなく運んでくれる。しかも、停車駅は最小限で最速で目的地に到着する。多様な読みを許す自由度や発展性は無いが、おじさん向けの訴求力はこちらの方が上だろう。 出発点は、「B&B羽田空港近隣パーキングサービス」という個人経営の駐車場と、「三和メッキ工場」という小さな地場工場という二つの事例である。ここから、「サーチエコノミー」と「ロングテール」というバーチャルなキーワードが実にリアルに語られ、そのまま一気にインフラ権力としてのグーグルの脅威という所まで突き進む。
「みんなの意見」は案外正しい スポンサード リンク ・「みんなの意見」は案外正しい とても面白い本だ。 この本のテーマ「集団の知恵(原題:Wisdom Of Crowds)」はいまインターネットでホットな話題でもある。集団の知恵(リンク)で検索精度を向上させたGoogleや、有志の知恵によるオープンソースプロジェクト開発の話題も取り上げられている。 「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがある一方で「烏合の衆」ということばもある。この本は前者の文殊の知恵に光を当てる。多数の成功事例をとりあげ、それが成立する条件を「認知」「調整」「協調」という3つの視点から分析していく。 集団の知恵がはたらく賢い集団の4要件として、以下の要素がまとめられている。 1 意見の多様性(各人が独自の私的情報を多少なりとも持っている) 2 独立性(他者の考えに左右されない) 3 分散性(身近な情報に特化し、それを利
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