■関口の成長・チームの一体感維持のための謹慎処分 6月23日、仙台は甲府に4-0と大勝したが、この時仙台にはある問題が起きていた。この日途中出場となった日本代表MF関口訓充は、先発出場でないことに対し監督に異を唱え、試合中・試合後にふてくされたような態度を取った。このことを問題視した手倉森監督は6月26日清水戦に関口を帯同させなかった。すると関口はその日仙台で行われた非帯同組の練習に遅刻した。このため手倉森監督はクラブと協議し、クラブは1週間の謹慎処分を関口に下した。名古屋戦までは直接会っての謝罪も認めなかった。 手倉森監督はメディアの前で「今シーズンは勝ち負け以上に大切なものがある。サッカーをやらせてもらっている我々が恵まれた生活をしていることを考えれば、そこで起こる気分の悪いことは大きいことではない。自分たちより苦しんでいる人達の希望の光になるには、チームのため、東北のために働かなけれ