陸上自衛隊の練馬駐屯地(東京都練馬区)が「ニセ科学」製品を導入しようとしていると、物理化学の専門家からX(旧ツイッター)上で指摘があり、批判が出ている。 入札対象の製品の基準となったメーカーは、専門機関などに効果検証を行ってもらっていると公式サイトで説明し、その正当性を主張している。一方、防衛省の記者会見や国会議員のX投稿でも、その効果に疑問が出て、陸自はその後、入札を取り消したとサイト上で公告した。 電磁波を発生させて水中の鉄値を低下させるという内容 製品の入札は、陸自の東部方面会計隊のサイトで2024年1月19日に公告された。 練馬駐屯地の「200号建物」について、「冷温水管」に「保護装置」を取り付けるものだと説明されていた。1月30日に一般競争入札を行い、3月29日までに設置することになっていた。 この保護装置の「仕様書」もあり、そこでは、「5℃~50℃の水に対し、鋼管越しに水と非接
ミサイル防衛から電磁バリアへ 6月15日の夕刻、防衛大臣は首相の決断として事実上、イージスアショアの導入を断念することを発表した。 手続き上、政治家へは説明がなかったとして、歴代防衛大臣などからは非難の声が上がっている。 しかし、イージスアショアの配備はそもそも、日本の3段構えと称するミサイル防衛の実態を議論することなく浮上した計画であった。 実際には必要な弾数もなく、北朝鮮のような変化球にも対応できず、敵の飽和攻撃に無力な「張り子のトラ」であることを理解する力もなかった。 今回の配備断念は、自己満足に陥っていた日本の現実を吐露しているに過ぎない。 筆者は、現防衛大臣と信条は異にするが、今回の決断は、費用対効果を見極めて腹を決めたのならば英断であり吉であったと考える。 しかし、中国・北朝鮮に対して白旗を揚げたり、財務省と結託して防衛費を新型コロナウイルス感染症対策のために削減しようとしてい
UFO(未確認飛行物体)に関し、注目すべき著書が出版された。タイトルは、『実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO』(佐藤守/講談社)だ。 UFOについては、これまでにも多くの書籍が出版されてきた。だが、残念ながらその多くは何の科学的検証もない“オカルト本”だった。しかし今回はちょっと違う。なにしろ著書は、防衛大学から航空自衛隊のパイロットとなり、F86、F4、F16など多くの戦闘機に乗機し、3万8000時間もの飛行経験をもつベテランであり、また諜報活動にも従事した経験がある元自衛隊の空将なのだ。 そんな “空のプロ”ともいえる著者が自らの体験だけでなく、14人もの先輩・後輩、つまり自衛隊のプロのパイロットたちから「UFO目撃談」を聞き取り、それを検証したのが本書である。数多くのプロパイロットたちからの証言――。信憑性も高そうだし、その検証にも大いに期待がもてそうだ。早速、彼らの証言の数
愛読者の皆様お待たせしました。田母神俊雄・元航空幕僚長の6月2日の講演で、前回は「戦争できる国」のほうが戦争に巻き込まれずに済み安全なのだ、と抑止力の重要性に触れたところまでお伝えした。さらに続けて田母神氏は「信じる者はだまされる」という国際社会の現実を説明し、日本が核武装することのメリットにも言及していく。それではEnter mission(作戦開始)! 憲法改正と少子化対策がテーマの小説『ミッション建国』も発売開始です!(溝上健良) ■中印機が戦えばインドが勝つ 田母神氏は続けた。「やはり自衛隊が米軍を離れて独自に軍事力・防衛力を発揮できるような態勢にならないといけない。いまの自衛隊は残念ながら、米軍が協力をしないと実力を発揮できない。戦闘機もミサイルシステムも、米国の暗号を、米国の敵味方識別装置を使っています。だから残念ながら、米国が協力してくれなければ自衛隊は動けないという状態
2008年11月、アパグループが主催する懸賞論文への応募作の内容が問題となり、田母神俊雄航空幕僚長が更迭、退官することになった騒動は記憶に新しい。航空自衛隊の現職トップが、政府見解と大きく異なる歴史観の論文を明らかにしたのが物議を醸した訳だが、その「論文」内容のお粗末さは目に余るものがあった。 田母神論文で参考文献として挙げられた『盧溝橋事件の研究』の著者で現代史家の秦郁彦は、田母神論文における自著の恣意的な引用に不快感を表明し、総論として「論文というより感想文に近いが全体として稚拙と評ざるをえない。結論はさておき、根拠となる事実関係が誤認だらけで論理性もない」と酷評し、著書『陰謀史観』でも、田母神元空幕長の歴史観を陰謀論と認定している。後に防衛大臣となる森本敏拓殖大学大学院教授も「あの程度の歴史認識では、複雑な国際環境下での国家防衛を全うできない」と批判するなど、論文の程度の低さや事実関
鈴木 耕 @kou_1970 今度は自衛隊がオスプレイの導入を計画。これもかなりヤバイ話。ヘリ型空母を進水させたばかりだが、オスプレイはここに離発着できる。つまり、オスプレイ導入で実質的な航空母艦を手に入れることになる。つまり専守防衛から離れ、どこででも活動可能。自衛隊の国軍化が進む。安倍の思うツボ…。 2013-08-21 14:20:15 鈴木 耕 @kou_1970 気になるのでもう一度書いておく。自衛隊は垂直離着陸機オスプレイ導入の方針。つい最近、ヘリ空母「いずも」を進水させたばかり。ヘリが離発着できるなら、オスプレイもできる。日本はついに、世界中どこへでも戦闘機を搭載して出かけられることになる。「専守防衛」という枠を簡単に踏み越える。 2013-08-21 15:04:43
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