トム・ハーディ主演作! 1953年ソビエト連邦。全裸で胃を摘出された少年の遺体が次々に見つかるが、殺人は資本主義の病であるとする当局は事故として処理し、まともに捜査しようとしない。友人の子が殺されたことから捜査官のレオはなんとか上層部を動かそうとするが、逆に不穏分子の疑いをかけられ、さらに妻の逮捕を命ぜられる……。 これはちょっと前に原作を読んでいたので、映画化を楽しみにしていた。が、なんか評判悪いな……。 まあその、冒頭から原作を読んだ人は「あれっ?」と思うこと間違いないのだけど、一部大幅に設定が変えられているのだよね。原作でもその部分は「サプライズのためのサプライズ」という風に思えたところでもあったので、まあ変えても大筋に影響はない……はずなんだけど、やっぱりインパクトがなあ……。「えっ、誰……?」ということになっちゃうわな……。 赤の広場で「スターリンはバカだ!」と叫んだら、国家元首