現在公開中のアニメーション映画『この世界の片隅に』が大ヒットを記録している。上映館は68館と小規模であるのにもかかわらず、前週末も観客動員数では10位にランクイン。本サイトでも取り上げたが、主演の能年玲奈あらためのんの独立騒動問題が影響しテレビでの宣伝が極端に少ないなか、逆に口コミで評判を呼んでいるようだ。 それを象徴するかのように、ネット上では同作を絶賛するコメントが多々まとめられているが、そんななかでとくに目につくのは、「反戦・平和のようなメッセージ性がないところがいい」という評価だ。 〈この世界の片隅に 面白かったわ。はだしのゲンや火垂るの墓のような偏狭な左傾反戦平和映画じゃない。〉 〈『この世界の片隅に』は、教科書のお説教みたいな反戦イデオロギー臭さから距離を取ることにかんっぺきに成功している。〉 〈日本が悪い!という思想やメッセージのおしつけがない〉 〈過去の反戦に囚われた作品で
公開中のアニメ映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)の主人公、すず役の俳優、のんさんが18日、広島市中区のサロンシネマで舞台あいさつをした。映画誌「キネマ旬報」の2016年の作品のベスト・テンで日本映画1位に輝いた直後だけに、満場のファンらが迎えた。 のんさんは声だけで演じることを「すごく難しかったが監督が丁寧に答えてくれるので、毎晩のようにLINE(ライン)でセリフの意図など質問を送った」と秘話を披露。自然だと評判の劇中の広島弁については、友達との会話で身につけたと明かした。約15分間のトークを終え、「ほいじゃーねー」と広島弁で締めくくると、笑いと拍手が起こった。 ヒットの理由についてサロンシネマの支配人、蔵本健太郎さん(39)は、「見ておかないと、という認識が広がり、映画ファンだけでなく一般の人も増えているようだ」と話した。(池上碧)
私の勤める東京藝術大学美術学部デザイン科の入試には、厳しいデッサンの試験がある。入学してくる人たちは当然ものすごく絵がうまい。しかし今デザインの仕事は、魅力的な図柄や美しく使いやすいフォルムをつくりだすだけでは済まなくなっている。 絵を描くことの意味とは何か ビジネスモデルの創出や社会的問題の解決にまでデザインの領域が広がるなかで、はたして“絵がうまい”という能力はどういう強みになるのだろうか? 昨今、デッサン試験のない工学部系デザイン科が増えてきている。では、美大系デザイン科の強みとは何なのか? 絵を描くことの意味とは何か? そんなことをずっと考えつづけていた折に、評判がいいと観に行った映画『この世界の片隅に』に強く心を動かされた。この映画では“絵を描くことの意味”が問われていたからだ──。 主人公すずは、第二次大戦前に広島の海苔すきの家に生まれた。おっとりした性格で、自分の意志で人生を
先週末の動員ランキングで初登場1位となったのは『本能寺ホテル』。土日2日間の動員は16万7200人、興収は2億500万円。ちなみに、同じく製作にフジテレビが関与し、昨年1月に東宝の配給で公開された『信長協奏曲』のオープニング2日間の興収は約6億1600万円。オリジナル作品である『本能寺ホテル』と原作マンガ、及びテレビドラマのファンベースがあった『信長協奏曲』をフラットには比べられないが、ちょうど1年前に公開された歴史タイムスリップものと比較して、その3分の1以下というのは少々物足りない数字と言えるだろう。 では、鈴木雅之監督、綾瀬はるかと堤真一の主演タッグと主要スタッフがまったく同じ顔ぶれで製作された2011年5月公開の歴史ファンタジー『プリンセス トヨトミ』(こちらはオリジナル脚本ではなく万城目学の原作)の興収はどうだっかというと、オープニング2日間で約3億600万円と、やはりこちらも『
» 【マジかよ】たったの300円で新幹線に乗る方法が判明! 一カ月毎日乗っても1万円しないとか安すぎィィイイイ!! 特集 新幹線乗り場の改札を抜けると、旅行気分でついつい舞い上がってしまう。日本の新幹線は世界一安全で正確な上、見た目も相当カッコイイ。乗っているだけで特別な感情が湧き上がってくるのは筆者だけではないだろう。新幹線って……最高だ。 今回は、そんな高揚気分をわずか300円で味わってきたので紹介したい。もう一度言う、300円だ。好みの駅弁を買い込んだら列車がやってくるホームへ……って、駅弁より新幹線チケットの方が安いってマジかよォォォオオオオオッ!! ・博多南線 やってきたのは九州最大の乗降客数・規模を誇る『博多駅』だ。どうやら、噂の300円新幹線が走るのは、博多駅と博多南駅を結ぶ博多南線とのこと。理由は後述するとして、さっそく自動きっぷ売り場へと向かった。すると……! 「新幹線自
By Ian Burt 1962年にデビューし、一気に世界で最も有名なバンドとしての地位を獲得したザ・ビートルズは、2000年代に入ってもその影響力を保っています。アーティストには著作権に基づくさまざまな収入があるため、ビートルズの楽曲を残したジョン・レノンとポール・マッカートニーのコンビ「レノン・マッカートニー」にはさぞかし多くの収入があるんだろうな……と思う人も多いはずですが、実はビートルズ楽曲のほとんどは彼らの手には入らなかったことは、ビートルズファンの間でもあまり知られていません。 How Paul McCartney and John Lennon Lost Ownership Of The Beatles Catalogue | Celebrity Net Worth http://www.celebritynetworth.com/articles/entertainment
ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニー氏(74)が18日、米ニューヨークの連邦裁判所に、ソニーの子会社が所有するビートルズの楽曲の著作権を返還するよう求める訴訟を起こした。AP通信などが伝えた。 マッカートニー氏と故ジョン・レノン氏が作った「ラブ・ミー・ドゥ」など、ビートルズのヒット曲の多くの著作権は、1985年に故マイケル・ジャクソン氏が購入し、現在はソニーの子会社で世界最大の音楽出版会社「ソニー/ATV」が保有している。 長年、楽曲の著作権回復を望んできたマッカートニー氏は訴状で、米国の著作権法の規定に基づいて2018年以降に順次、著作権が原作者に返還されると主張。「裁判所の宣告が必要で、そうすればマッカートニー氏は平穏で曇りのない権利保有ができる」としている。同様の事例で、英国の裁判所に著作権回復を訴えた英国のロックバンド「デュラン・デュラン」が昨年12月、ソニー側に敗訴
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