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ブックマーク / blog.livedoor.jp/mikako0607jp (27)

  • THE BRADY BLOG:花の命。から、まとも。まで

    ●この頃なぜかまた絶版著書「花の命はノー・フューチャー」に関するお問い合わせをいただいております(日小説家の方の日記で拙ブログを紹介していただいたということですので、そういうことになっているのでしょう。昨年末、一時期アクセス数がクレイジーなまでに増大し、ははははは、livedoorのアクセスカウンターまた壊れてる。と思ったことがあったので、あの頃だと思います。)が、このに関しては、もはやわたしの手元にも一冊もなく、むかし自分のサイトにあげていた収録分の保存ファイルでさえ数年前に紛失しておりまして(PCのバックアップをしてなかった為)、書いた人でさえあのに入っている文章はもう読めません。 しかし世の中には物好きな、いや、お優しい方々がいらっしゃるようで、復刊ドットコムに拙著が登録されているようですので、どうしてもとおっしゃる方はそちらの方向で要求していただく、または福岡市中央区天神

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    navix 2009/07/01
    「Episode1&Episode2 試聴可です。」 ←残念ながら・・・ 「Currently BBC iPlayer TV programmes are available to play in the UK only」
  • THE BRADY BLOG:炊事場のスーザン・ボイル

    底辺生活者サポート施設の堂は全てボランティアによって運営されており、それ故その日キッチンに入っている人の顔ぶれによって事のうまい、まずいが激烈に違う。 例えばS子さんがキッチンを取り仕切っている曜日は、ちらし寿司などのジャパニーズが出たりして、無職または低額所得の人々でもトレンディな日を味わうことが出来る。といっても無職または低額所得の人々は、トレンディな日なんてものには縁がないので、「何これ」「ソーセージとチップスを出せ」みたいなリアクションもあるようだが、スーパーリベラルな思想ゆえに自ら底辺に降りてきた知的(&理屈っぽい)貧乏人の間では大変に好評な曜日である。 さらに、「まずい」と評判の英国料理も、格的に作られたものはこんなにうまいのか。ということが確認できるのが、ルーシーという女性が炊事場に入っている日である。 でっぷり肥って毛深い(ブルネットのくせに、全く無駄毛の処理

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    navix 2009/06/07
  • THE BRADY BLOG:白髪のアリス

    初めてアリスを見た時、なんというインパクトのある外見の子なのかと思った。 西洋人の髪にはプラチナブロンドというのがあるが、彼女の場合は色素が薄過ぎ、2歳にしてほとんど白髪頭である。 それがぎざぎざの短髪に切り上げられていて、その下には異様なほど大きな目。睫毛や眉毛はない。というか、白い毛が白い肌と同化して生えていても見えないのである。 眉毛のない顔。というのは動物的に見えがちだが、彼女の顔も一見すると人間には見えない。といって、動物に例えるにしても、ラッコにしては目つきがきつ過ぎるし、蛇やトカゲなどの爬虫類を思い浮かべてみても、まだ彼らのほうが人懐こい顔をしているように思える。 それだけでも特異な印象であるのに、この2歳児は全く笑わない。 たとえ無邪気に笑うことはなくとも、悪事を企むときににやりと微笑む子供というのはよくいるものだが、彼女にはそれさえもない。基的に、顔の表情がいつも同じな

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    navix 2009/05/31
  • THE BRADY BLOG:BROKEN BRITAIN/その先にあるもの。

    13歳の少年の赤ん坊が産まれた。というニュースや、17歳の少女が3つ子を産んだ。というニュースが相次いでいる英国で、流行している言葉が「BROKEN BRITAIN」である。 十代の妊娠率&出産率&中絶率が欧州一位のこの国で、若くして子を産む子供たちがなぜか今更問題視されている。というのは、彼らが普通に働いている親の子供たちではなく、アンダー・クラス(英国のマスコミは働かずして生きる階級のことを“ベネフィット(生活保護)・クラス”ではなく“アンダー・クラス”と呼ぶことに決めたようだ。ワーキング・クラスを最下層とする既存の階級よりもさらに下に位置するということで“アンダー”らしい。ある意味“ベネフィット・クラス”と呼ぶより差別的だ)の子女だからである。 “13歳の父”が12歳のときにセックスをした15歳少女の家は生活保護受給家庭であり、当該少年は自由に少女の部屋に寝泊まりすることが許されてい

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    navix 2009/02/20
    「駄目な人間には救われる資格はないと思っている人々には、それがないのである。」
  • THE BRADY BLOG:ゴム手袋のヨハネ

    強烈なキャラクターの多い某底辺生活者サポート慈善施設関係者の中でも、ひときわストロングな個性を放っている人物の一人に、ジョンという中年男性がいる。 実際の年齢は40代後半らしいが、どう見ても60代な老け込みようで、頭頂部はザビエル状の不毛地帯になっており、毛のある部分は白髪で、それが背中まで伸びている。ざんばらになっている状態の弁髪を思い浮かべていただくといいかもしれない。英国人男性にしては異様に小柄で痩せこけており、左足はびっこを引いている。右目のまぶたには大きな傷跡があって、それが白目の上にべろんと垂れ下がっており、そっち側は見えていないらしい。 足は自動車事故に巻き込まれて複雑骨折した時の後遺症だそうで、目はパブで見ず知らずの客の喧嘩に巻き込まれ、グラスの破片がささった時の傷跡だそうだ。 そういえば昨年の夏も、公園に座っていたら耳の穴に蜂が突っ込んできてそのまま出て行かなくなり

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    navix 2009/02/01
    "Mary Was An Only Child" の一節を想起。 「You might have seen Jesus and not have known what you saw.」
  • THE BRADY BLOG:(非託児所系映画警報)「マンマ・ミーア!」は一人おけさに注意されたし。

    「『マンマ・ミーア!』ってさ、UKでは興行成績だけじゃなくて、DVD売上でも史上最高のヒット作になったって言うじゃない」 「オフィシャルに最も多くの英国人が観た映画になったらしいね」 「乗り遅れちゃいけないと思ってアタシも観てみたんだけど、それがさあ。アタシったら、どうなっちゃったと思う?」 「どうなったの?」 「大泣き」 「ははははは。なんで泣くのよ、あんなひどい映画で」 「馬鹿ねー。人が泣くのはひどい作品だって昔から決まってるの。素晴らしい映画で誰が泣くもんですか」 「そんなもんかしら」 「そうよ。だけど、そういう意味での号泣映画とは全然違うでしょ。コメディだし。なのに号泣しちゃったの。『ダンシング・クィーン』が始まるともう駄目。登場人物はみんな円舞したり海に飛び込んだりして盛り上がってるのに、アタシだけテレビの前で大泣き」 「じゃあ、のっけからいきなり泣いてたってことじゃん。それって

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    navix 2009/01/09
    「シュールなまでの明るみをもって悲しみを表現した名曲は、三波春夫という天才歌手の肉声を借りて日本国にも存在している」
  • THE BRADY BLOG:厄病神

    英国の人々にとり、12月25日はもはや心置きなく乱れ騒ぎ、大暴れできるオポチュニティーになり果てており、当日は警察と緊急病棟が大変忙しいらしい。久しぶりに家族が集まってわいわいと卓を囲み、七面鳥をべながら女王のスピーチを聞いたりするピースフルなはずの1日が、わいわいし過ぎていらんことを口走る奴まで出てきて口論が勃発、昼間っからワインなどを飲んでいるものだから酔った拍子につい手や足が出て気がついたらお父さんが血まみれで倒れていた。とか、イヴまで働いたのに25日は早起きして親類縁者10人分のクリスマス・ランチの支度をしたお母さんに向かって「ちょっと今年のターキーはドライだね」と漏らした姑が刺された。とかいう家族間での暴行事件が最も多い日がクリスマスだというのだから神の降誕祭も何もあったものではない。まったく肉民族というのは血の気が多くて呆れる。 大人がそういう調子であれば、子供たちだって

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    navix 2008/12/30