瓦礫の壁に描かれた横田めぐみさんと父・滋さん(11月・シリアでムハンマド撮影)◆内戦続くシリア・イドリブで描かれた日本の拉致被害者 反体制諸派による「暫定政府」が実効統治するシリア北西部イドリブでは、シリア政府軍(アサド政権)やロシア軍からの攻撃が続く。空爆で破壊され、瓦礫となった建物の壁に11月14日、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんと父、滋さんの肖像が描かれた。描いたのは地元画家のアジズ・アル・アスマールさん(48歳)と友人のアニス・ハムドゥーンさん(48歳)だ。地元市民記者を介し、ネット回線を通してアジズさんにめぐみさんを描いた経緯や思いを聞いた。(取材・構成:玉本英子/アジアプレス、取材協力:ムハンマド・アル・アスマール) 【動画↓】横田めぐみさんの肖像を描いた思いを語るアジズさん(2020年11月21日撮影) アジズさんは4年前から壁に絵を描き続けている。(2020年11月・撮影