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ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (42)

  • 唐沢俊一の知ったかぶりには堪忍袋の緒が切れた - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

    http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20081004/1223091287 またしても唐沢俊一検証blogからです。 唐沢俊一の最新刊『トンデモ事件簿』P.164より 話をIRAに戻すと、この団体は女王陛下のイングランドに楯突く凶悪なテロ組織なのだが、しかしイングランドに長年虐げられてきたアイルランドの独立を目指す組織なので賛同者も多く、あの“女王陛下の007”ことショーン・コネリーも、この団体には多額の寄付をしている(だからコネリーはいまだにサーの称号がもらえないでいる)。 これっぽちの短い文章がもう間違いだらけだ。というか、正しい部分がほとんどない。 1 IRAはアイルランド独立を目指す組織ではない かつてはそうだったけど、アイルランドはすでに1921年に連合王国いわゆるイギリスから独立しちゃってるから、もう、「目指し」たくても目指せないんだよね! もし、

    唐沢俊一の知ったかぶりには堪忍袋の緒が切れた - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
  • サブカル保守 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    http://d.hatena.ne.jp/shidehira/20060308 ↑そうそう、サブカル保守とか言われてたね。 『宝島30』は、もともと自分で提案した企画で、誌名も石井局長と二人で考えた(僕がちょうど30歳になろうとしていたから、30代のための『宝島』という意味だった)。 自分で編集長もやるはずだったんだけど、ちょっと社内で問題起こしたのでヒラの編集者として参加したのだ。 僕は無署名のオピニオン・コラムを一人で執筆していて、毎号そこで『噂の真相』などの左翼ぶりっこを揶揄していた。 とにかく徹底的にやったから、こう言われてもしかたがないかも。 http://nwatch.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1d36.html その他に、張明秀先生の朝鮮総連内部告発の連載を担当した。 張先生の兄弟をはじめ北に渡った在日僑胞の多くが粛清で殺されて

    サブカル保守 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2018/02/14
    2006-03-07
  • 『アップルシード』のリボルバーのフルオート撃ちは実在した - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    古い話ですが士郎正宗の『アップルシード』に遺伝子操作で作られた半人半獣のネコ少女が出てきて、リボルバー(ダブルアクションのS&W型)をマシンガンのフルオートのようにバババババっと連射する場面があります。 そこには小さく「これは可能です」てなことが書いてあった。 いったいどうやって? と思いながら十年以上経ったけど、 今日、YouTubeでその証拠を発見した。 このジェリー・ミチュレックというオッサン、 たぶん日でも『GUN』誌などで有名なんだろうけど、 なんと8連発リボルバー(S&W M627ダブルアクション38口径)を1秒で全弾撃ちつくす! 音はガガガガガって感じで、回転数の少し遅いマシンガンにしか聴こえない。 しかも恐るべきことに、その連射スピードで4つのターゲットにダブルタップで二発づつ命中させる! もっと恐ろしいことに、6連発のリボルバーを一回全弾撃ちつくす→空薬莢を捨てる→クイ

    『アップルシード』のリボルバーのフルオート撃ちは実在した - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • ロサンジェルスをLAと呼ぶのは三浦和義のせい? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    http://www.shakaihakun.com/ より唐沢俊一の言葉を引用。 唐沢 実際、黒人もプエルトリコ人も、ハリウッドの持つオーラに吸い寄せられて、あそこに行けば“夢”が買えるかもしれない、という一億分の一くらいの可能性だけに望みをつないでやってくるんだな。 何が、「実際」だ! ロサンジェルスに住むヒスパニックはメキシコ系だよ。 プエルトリコ系が住むのはニューヨーク。アメリカの地図、見たことないの? アイルランドとスコットランドの違いもわからなかった唐沢俊一にプエルトリコとメキシコの違いがわかるはずないか。 これよりもヒドいのはコレ。↓ 唐沢 しかし逆に言うと、向こうにとっては、それだけの大物だったってことだよね。今、ロサンザルス(原文ママ)の略称は「LA」ってことになっているけど、あれ、「ロス」っていう略称が“ロス疑惑”を髣髴させて悪いイメージを与えるってことで、観光局が新し

    ロサンジェルスをLAと呼ぶのは三浦和義のせい? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2017/07/20
    2008-11-10。「ウソとパクリの自称雑学王」
  • NHK朝ドラの本が出た - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    連続テレビ小説 (洋泉社MOOK) 作者: 貫地谷しほり,国仲涼子,北林早苗,渡辺えり,川崎亜沙美,桂吉弥,森田直幸,岡田惠和,山むつみ,長沖渉,清水有生,町山智浩,宮沢章夫,ANI,プチ鹿島,木俣冬,山内マリコ,寺坂直毅,やまだないと,雁須磨子,青木俊直,かわかずお出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2014/09/26メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る洋泉社から出たNHK朝の連続テレビ小説のムックでインタビュー受けました。 フィクションは実話を超えられるのか? 聞き手・文:秦野邦彦 理想の日人だけだと 嘘のドラマになってしまう ●──町山さんが以前書かれた『カーネーション』や『あまちゃん』評、楽しく読ませていただきました。NHK連続テレビ小説(以下「朝ドラ」)はいつごろからご覧になられていたんですか? 町山 アメリカに渡るまでほとんど観たことなかったの。朝

    NHK朝ドラの本が出た - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2017/06/08
    最後の質問で驚いた。これ、2014年10月の記事であった。→ 「10月開始の『マッサン』は」
  • これって本当に小池百合子? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    http://twitter.com/ecoyuri/status/6083239039 「民主党は中共の手先だ」とつぶやく小池百合子。物かね? 「カタルシス(浄化)を発散させる」という言葉の使い方がヘンだし。 と、書いたら、「人でしょう」とおっしゃる方が、小池百合子のメールマガジンを教えてくれました。 http://www.yuriko.or.jp/mail_m/090921.shtml 2009/09/21 No.046 小池百合子のメールマガジン『 e-コムネット 』 そもそも現代の日人の国家意識がなぜ希薄なのか。 昭和47年に明らかになった中国共産党による秘密文書なるものがある。 1.基戦略:我が党は日解放の当面の基戦略は、 日が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、 我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。 2.解放工作組の任務:日の平和解放は、

    これって本当に小池百合子? - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2016/07/19
    「「民主党は中共の手先だ」とつぶやく小池百合子。本物かね?」
  • クリストファー・ノーラン『インターステラー』インタビュー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    [:large:left] スマホばかり見てないで、宇宙を見ようよ! クリストファー・ノーラン監督インタビュー 『インターステラー』公開当時に映画秘宝に掲載したものです。 取材・文 町山智浩 ――『インターステラー』は最初、スティーヴン・スピルバーグ監督で発表されましたが、どんな経過で企画を引き継いだんですか? ノーラン もともとパラマウントのために宇宙物理学者のキップ・ソーンが恒星間航行をリアルに描こうとして企画した。それで脚に僕の弟のジョナサンが雇われたんだ。でもスピルバーグのドリームワークスがパラマウントを離れたんで、僕が監督を引き受けたんだ。 ――でも、スピルバーグ的な要素は『インターステラー』にいっぱい残ってますね。父親が子どもを捨てて宇宙への夢に賭けてしまうのも、得体のしれない何かの力に導かれていくのも『未知との遭遇』だし、少女と幽霊の交信は『ポルターガイスト』で……。 ノー

    クリストファー・ノーラン『インターステラー』インタビュー - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2016/06/09
    (ノーラン)「フィルムの質感が大事なんだ。現在のデジタル技術よりも、実際に宇宙に行ったらどのように見えるかを重視した」
  • 『ルック・オブ・サイレンス』の豆が意味するもの - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    オッペンハイマー監督が『アクト・オブ・キリング』に続き、インドネシアにおける虐殺を追ったドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』のパンフレットに原稿を書きました。 何度も繰り返し出てくるジャンピング・ビーン(トビマメ)についての考察です。 トビマメたちの沈黙   町山智浩(映画評論家) 『ルック・オブ・サイレンス』には何度も、飛び跳ねる豆の映像がインサートされる。あれがもしメキシコ原産のいわゆる「トビマメ」だとすると、豆の中には蛾の卵が産みつけられているはずだ。孵化した幼虫は豆の中身をべて成長する。これを手のひらなどで温めると、幼虫が痙攣して豆が飛び跳ねる。 オッペンハイマー監督は、これを編の主人公アディに重ね合わせる。アディは、自分の兄を殺した男たちに検眼をしながら、兄を殺した状況を「尋問」する。残虐行為を聞いてもアディの表情は固く変わらない。幼虫を閉じ込めたトビマメの殻のよ

    『ルック・オブ・サイレンス』の豆が意味するもの - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2015/08/17
    「歴史における加害者と被害者の間に横たわる断絶」
  • 『セッション』菊地成孔さんのアンサーへの返信 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    これは、町山さんにアンサーさせて頂きます(長文注意)への返信です。 せっかく紳士的に書いたのに「町山さん、昔は仕掛けるときそんな口調じゃなかった癖にさ!(笑)ちょっと見ない間に、すっかりもう!!(笑)」ときやがった。 わかったよ、なら、昔通りの言葉遣いでやったろうじゃねえか。 オラァ! きくちなるあな! 読めねえ名前親につけられてんじゃねえよ! これでどうだ! 菊地さんがジャズを愛してるように、オイラも映画を愛してるし、この『セッション』という映画が大好きだから、1万6千字も使って口汚く罵倒されて、「菊地さんの批判を読んで観ないことにした」なんてツイートまであったから頭にきたんだよ! この小さい映画を守りたかったんだよ! ああ、たしかにオイラは菊地さんが『ハッスル&フロウ』についてデタラメ書いた原稿読んで、ファースト・インプレッションで「うさんくせえ!」って思ったよ! いや、違うな。正直言

    『セッション』菊地成孔さんのアンサーへの返信 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    その後、俳優名を役名に統一するなど細かい部分をいじったため、4月17日に上げた文章とは細かい部分で違っていますが、論旨は同じです。 初期バージョンはこちらにありますので比較できます。 日では今日(4月17日)から公開される映画『セッション』を、ジャズ専門家である菊地成孔先生がジャズ音楽家の立場から酷評しています。 http://goo.gl/Jt1sc3 それを公開前に読んだ人々の間で「素晴らしい批評」などと評判を呼んでいます。 「自分はジャズがわからないが、ジャズ専門家が観れば駄作なんだろうな」とか 「映画はまだ観てないが、ジャズを知らない100人の評価よりも菊地さん一人を信じる」とか とにかく、いちばん問題だと思うのは「菊地さんの酷評を読んで『セッション』を観るのをやめた」という人が決して少なくはないことです。 また、『セッション』ではスパルタでハラスメントなフレッチャー先生(JKシ

    菊地成孔先生の『セッション』批判について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2015/04/17
    大幅に加筆されている(教師像の類似例「愛と青春の旅立ち」が無くなりラストに「ロッキー」等)。
  • ロフト・プラスワンにタランティーノ出現 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    町山智浩と柳下毅一郎と高橋ヨシキと中野貴雄が新宿ロフト・プラスワンでダベってたら、突如タランティーノが出現した時のビデオです(36分目) https://youtu.be/uCI3QDnLM6w?t=36m30s

    ロフト・プラスワンにタランティーノ出現 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 訂正 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    昨日、岡田斗司夫氏が「町山に対談を申し込んだら彼が断ってきた」と、ニコ生で発言しましたが、町山は氏から何のコンタクトも受けていません。事実だというなら証拠のメール等を提示してください。

    訂正 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2015/02/06
    「岡田斗司夫氏が「町山に対談を申し込んだら彼が断ってきた」と、ニコ生で発言しましたが、町山は氏から何のコンタクトも受けていません」
  • たまむすびで「アンブロークン」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    「アンブロークン」の赤い日を使ったポスターに怒ってる人いるけど、 あれは映画会社が作ったものではなくて、myrmorkoという素人が勝手に作ったニセ・ポスターだよ↓ http://myrmorko.deviantart.com/gallery/ ここを見ればニセ・ポスターなのは一目瞭然なんだが、きっと怒ってる人はこういう英語のサイトが読めないんだろうね。 TBSラジオ「たまむすび」でアンジェリーナ・ジョリー監督の「アンブロークン」について話しました。 「アンブロークン」の主人公はベルリン五輪金の選手だったアメリカ人ルイス・ザンペリーニです。 「たまむすび」では彼が金メダルを獲ったと言ってしまいましたが間違いです。すみません。彼は入賞しただけでした。訂正します。 ザンペリーニを捕虜収容所で虐待した渡邊睦裕は1998年にCBSテレビのインタビューに出演して虐待を認めている。その映像。 「虐待

    たまむすびで「アンブロークン」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2015/01/17
    九大生体解剖事件と小笠原事件。「米軍のパイロット8名を処刑し、うち5名の体を日本兵たちに食べさせた。(略)士気高揚を目的として酒宴」で。
  • たまむすびで「ジ・インタビュー」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    最初に言っとくと、日のソニーは最初から『ジ・インタビュー』を劇場公開する予定はなかったよ。 理由は、基的にソニーは大スターが出てないアメリカン・コメディを劇場公開しないから。 全米トップの『22ジャンプ・ストリート』ですらDVDスルーだから。 だから、最初から日には、今回の件はまるで影響なかった。 『ゼロ・ダーク・サーティ』は、オサマ・ビン・ラディンを追うCIA諜報員を描く実録映画だが、ビンラディンという怪物を追うことでヒロインが怪物と化していく過程を描く。目的を果たした後、ヒロインを襲うのはどうしようもない虚無だ。 『大統領暗殺』はブッシュ暗殺を描くポリティカル・フィクションだが、しょせんブッシュは傀儡であり、その背後にある軍合複合体がアメリカを操っている、だからブッシュを殺したところで意味はない、というシニカルな映画だった。 『チーム★アメリカ』では、アメリカの特殊部隊チーム・ア

    たまむすびで「ジ・インタビュー」 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2015/01/05
    「「存命中の特定の誰かを殺すことの肯定」が『ジ・インタビュー』を観た後の不快さの正体のようだ」
  • ホワイト&ナーディ(白くてガリ勉) - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    アメリカでは最近OTAKUという言葉が定着したけど、 それまではNERD(ナード)とGEEK(ギーク)という言葉があった。 ナードは「ガリ勉」「もやし」というイメージ。 勉強はよくできるんだけど青白くてヒョロヒョロの奴を指す。 ギークはもともと見世物小屋でニワトリの首を噛み千切る野蛮人のことを意味する言葉で、そこから「キモイ奴」全部を指す言葉になった。 ギークのほうは勉強ができなくてもかまわない。日の「オタク」はギークに近いかな。 さて、青白いナードと黒人のギャングスタラップという、遠くかけ離れた二つを、ウィアード・アル・ヤンコビックが無理やりくっつけた。 ==== ヤンコビックは80年代にマイケル・ジャクソンの『今夜はビート・イット』を肥満ソング『今夜もイート・イット』に替え歌して大ヒットして以来、二十年以上、替え歌一筋に歌ってきたコミック・シンガー(実は元アコーディオン奏者)。 新曲

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    navix 2014/12/05
    「ヤンコビックの後ろでヘンなダンスをしてるのは、40歳以上の人ならカルピスのCMでおなじみオズモンド兄弟のダニー・オズモンド」
  • 911テロと東映まんがまつりと宮崎駿 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    音声ファイル「町山智浩の映画ムダ話」、次回から「新・トラウマ映画館」として、ぼくが大きなショックや影響を受けた映画について語っていくシリーズを始めました。 第一回は、1969年、小学校一年生の頃、東映まんがまつりで観た『空とぶゆうれい船』の話です。 https://tomomachi.stores.jp/#!/items/54150a17ef3377e9ae002d67 911テロから13年が経ちました。 ブッシュ大統領とチェイニー副大統領は、911テロの黒幕はフセインだと決めつけて、FOXニュースなど右派マスコミがそれを扇動し、イラクに攻め込みました。 その後、イラクと911テロは何の関係もないことがわかりましたが、空爆によって破壊されたイラクの復興事業はハリバートン社が受注していました。 ハリバートンはイラク攻撃を主張したチェイニー副大統領が、経営していた会社です。 このあまりにひどい

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    navix 2014/09/14
    「このプロットは辻眞先さんによる『空とぶゆうれい船』と非常によく似ています。それは軍需産業が敵(テロリスト)を自らでっち上げることで、国民に軍備の増強の必要性を」
  • 匿名ダイアリーの公開質問へのお答え - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    匿名ダイアリーの公開質問にお答えします。 http://anond.hatelabo.jp/20140629111911?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter ====== 『時計じかけのオレンジ』におけるキューブリックの「自由意思」について http://www63.atwiki.jp/loversrock/pages/5.html すみません。 キューブリックはちゃんと「『時計じかけのオレンジ』は自由意志についての映画だ」と言っていますが、別のインタビューでした。 http://www.visual-memory.co.uk/amk/doc/interview.aco.html 「キューブリック この映画(時計じかけのオレンジ)の中心にあるのは自由意志についての問いに他ならない。善悪を自分で選ぶことができなければ人間性は失われてしまうのでは? タイ

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    navix 2014/07/02
  • 週刊文春でメニニズム(反フェミニズム)について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    週刊文春 2014年 6/26号 [雑誌] 出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/06/19メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る今日発売の週刊文春にメニニズム(反フェミニズム)について書きました。 5月23日、カリフォルニア州サンタバーバラで「22歳で童貞。キスもしたことない」というエリオット・ロジャーが「自分を拒絶した女どもに制裁する」と無差別に銃を乱射して6人を殺し、13人を負傷させた(中略)エリオットはマノスフィアManosphereと呼ばれるネット上の反女性コミュニティの一員だった。フェミニズムへの反発なので「メニニズム」と揶揄されたりするマノスフィアは、MRMとPUA(ピックアップ・アーティスト。ナンパ師のこと)と反PUAの三つから形成されるといわれる。 (中略) エリオットは第三のグループ「アンチ・ナンパ師」サイトの常連になった。そこはインセルの怒り

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    navix 2014/06/19
  • 「時計じかけのオレンジ」と自由意志 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    1971年、『サタデー・レビュー』掲載のスタンリー・キューブリックのインタビュー ペネロープ・ヒューストン アンソニー・バージェスの原作(『時計じかけのオレンジ』)は1962年に出版された時に読みました? キューブリック 最初に読んだのは2年半前だ。テリー・サザーンからもらったんだ。『2001年宇宙の旅』の撮影中に。私はあまり時間がなくて、棚の山ほどある読まなきゃならないの中に突っ込みっぱなしだった。ある晩、私は棚の前を通って、そのペイパーバックが根気よく棚に残ってるのを見て、手に取った。そのままいっきに読み終わってしまった。第一章を読んだだけで、素晴らしい映画になるのは明らかだった。 ミッシェル・シマンによるスタンリー・キューブリックのインタビュー http://www.visual-memory.co.uk/amk/doc/interview.aco.html ミッシェル・シマ

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    navix 2014/06/07
    「無実の者をリンチすることに賛同する人がいるはずがない。しかし、たとえ有罪の者、ひどい犯罪を犯した者であってもリンチすべきでないという意見に彼らは賛成するだろうか?」
  • 週刊文春でバックファイア効果について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    Backfire Effect バックファイア(逆発)効果 自分が信じるものを否定する証拠を突きつけられると、それを拒絶し、さらに盲信するようになる心理 1964年の映画『博士の異常な愛情』で、アメリカ空軍のリッパー将軍が独断でソ連に向けて水爆を積んだ爆撃機を出撃させる。将軍は、世界核戦争を起こす理由をこう説明する。 「水道水にフッ素を入れるようになったのは、いつからか知っているか?」 アメリカでは6割以上の水道水に、虫歯予防のために微量のフッ素が混入されている。始まったのは第二次世界大戦直後の1946年だ。 「共産主義者の陰謀が始まった年だ」リッパー将軍は言う。「我々は知らないうちに得体のしれない物質を飲まされている。それがアカどものやり方だ」 米ソ冷戦時代、共産主義者がアメリカを内部から侵略を開始しているという疑心暗鬼が広がり、マッカーシズムという魔女狩りに発展した。フッ素陰謀論もその

    週刊文春でバックファイア効果について - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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    navix 2014/06/07
    マッカーシズムとフッ素陰謀論。「博士の異常な愛情」。