【サッカー】天皇杯で起こった大番狂わせ なぜJ1首位の町田が筑波大に敗れたのか 拡大 12日に行われたサッカー天皇杯の2回戦で、J1首位の町田が筑波大(茨城)に、延長を終えて1-1から突入したPK戦(2-4)の末、ジャイアントキリングを食らった。今季、クラブ史上初のJ1挑戦ながら、快進撃を続けていた町田にとって「まさか」といえる敗戦。その背景には町田の度重なるイレギュラーと、狙い通りのPK戦に持ち込んだ筑波大の策略があった。 町田の本拠地で起こった大番狂わせは、多くの要素がかみ合った結果だった。町田はルヴァン杯プレーオフ第2戦のC大阪戦から中2日で、15日にリーグ・横浜M戦を中2日で控えている状況。選手のマネジメントが重要となる中、黒田監督はC大阪戦でフル出場したセンターバック(CB)のDF昌子、ドレシェビッチの2人をベンチ外にし、ベンチメンバーにCBが本職の選手を入れずに臨んだ。 すると