モハメド・アリ氏が亡くなった。 74歳だったのだそうだ。 今回は、アリ氏(以下敬称略)について、思うところを書くつもりでいる。 私が、最初にアリの存在を知ったのは、彼がまだカシアス・クレイと名乗っていた時代のことだ。 私は、たぶん、小学校の4年生だった。 いま、「たぶん」という副詞を使ったのは、かなり高い確率で、間違っている可能性があるからだ。 もしかすると、小学3年生だったのか、あるいは5年生だったかもしれない。 このあたりの記憶の曖昧さは、検索するなりウィキペディアを見に行くなりすれば解決するはずだ。が、見に行ったら見に行ったで、余計な情報に触れることで、厄介な事態に立ち至らないとも限らない。私は、その事態を恐れる。だから、少なくともいったん書き終えるまでは、検索はしないつもりだ。 検索が執筆のさまたげになる事態について、端的な事例をご紹介する。 私は、ついさきほど、「たぶん」という言