2010年07月25日19:08 カテゴリメディア スカイツリーは現代日本のアイコン かなり前に「ALWAYS 三丁目の夕日」という映画を見たことがある。1958年の日本を舞台にしたものだが、東京タワーが高度成長のアイコンとして使われているのが印象的だった。映画の中では、CGで描かれた東京タワーは建設中なのだが、それを眺めながら誰もが「明日は今日より豊かになれる」という期待に胸をふくらませていたのだ。 それに対して、いま建設中の東京スカイツリーは、別の意味で2010年の日本のアイコンである。NHKがきのう放送した「ワンダー×ワンダースペシャル・ほぼ完全公開!東京スカイツリー」は、空撮でしきりに建設作業の危険を強調するが、何のためにこれを建てるのかという問題にはほとんどふれない。「東京タワーより高くなって視聴エリアが広がる」というが、これは嘘である。 現に東京タワーで地デジは放送されており、
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