乱暴な言い方になるので綿密には違うのですが、イメージとして捉えてください。 砂をバケツの中にいれた状態でバケツの横からトントンと叩いて振動を与えると砂の体積が減少します。(砂のたまっているラインが下がります) これは砂の粒子と粒子の間に空隙があるために振動を与えたら空隙が埋まってしまうためです。 空気中では砂の粒子は空隙内に落ち込みますが、水中(飽和状態)ならば粒子は空隙に落ちる前に浮き、その後落ち込みます。 浮き上がった時に砂の粒子と粒子の間に働いていた有効応力がなくなります。 ※砂の有効応力は簡単に言うと粒子の接触面でしか働かないため 一方粘性土の場合は粒径が小さいため物理的接触以外でも応力が発生するため(イオンとかの電気的接触とかイロイロ)、振動がおきても浮くことが無いので応力が無くなることが無いため、粘性土では液状化は起こらないと言えます。 以降蛇足ですが 実際には砂地盤でも条件に