10月17日、米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、デトロイトで行う講演原稿の中で、FRBは米国の失業率が7%下回るまでゼロ金利政策を継続することを約束し、低迷する景気の活性化に向けた措置を強化すべきとの見解を示した。昨年3月撮影(2011年 ロイター/Siu Chiu) [デトロイト 17日 ロイター] 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、17日にデトロイトで行う講演原稿の中で、連邦準備理事会(FRB)は米国の失業率が7%下回るまでゼロ金利政策を継続することを約束し、低迷する景気の活性化に向けた措置を強化すべきとの見解を示した。 総裁はその上で、政策効果が十分なスピードで発揮されなければ、借り入れコストをさらに押し下げるため、FRBは債券買い入れを再開すべきだと述べた。 バーナンキFRB議長は18日にボストン地区連銀主催の会議で講演し、FRBは11月1─2日に次回の連邦公開市場委員会(FOMC