インターネット掲示板「2ちゃんねる」をめぐる一連の捜査で、元管理人の男性が、警視庁の任意の事情聴取に対し、管理責任を否定していたことがわかった。 警視庁はこれまでに、2ちゃんねるの関連会社など約10か所を、覚醒剤の購入を勧める書き込みが放置された麻薬特例法のほう助の疑いで家宅捜索している。捜索先には元管理人の男性の自宅も含まれており、警視庁がこの男性から任意で事情を聴いていたことが新たにわかった。捜査関係者によると、男性は2ちゃんねるへの管理責任を否定し、捜索の容疑について「わからないことは答えられない」と話したという。 捜索を受けた男性が役員を務める東京都内の会社は、日本テレビの取材に対し、「警察の捜査に協力はしたが、担当者がいないので詳しいことはわからない」とコメントしている。