米国の個人消費支出は4月も堅調に増加したものの、追加経済対策の直接給付で押し上げられた前月からは伸びが減速した。 個人消費支出(PCE)は前月比0.5%増ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値に一致前月は4.7%増(速報値4.2%増)に上方修正-昨年6月以来の大きな伸び個人所得は前月比13.1%減市場予想の中央値は14.2%減前月は20.9%増(速報値21.1%増)に下方修正 金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は、前月比0.6%上昇で市場予想と一致。3月も0.6%上昇だった。前年同月比では3.6%上昇した。ただ、前年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期で物価上昇圧力が非常に弱かったため、前年比の数字にはゆがみが生じている。 変動の大きい食品とエネルギーを除くコア価格指数は前月比0.7%上昇。市場予想の0.6%上昇を上回り、2001年
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