拙著「メッシと滅私 『個か『組織』か?」(集英社新書)では、現在も部活動で起きている厳しい上下関係や、名門高で試合に出られない選手が多すぎる問題などについても指摘しています。これらすべては、ヨーロッパの「個」がしっかりと伝わっていないがために起きる問題です。つまりサッカーの本質的な部分が日本に、ちっとも伝わっていないのです。
教養って何なんだろう。貧乏人の家に生まれたおかげで大した文化資本がないせいか、この「教養」という胡散臭い言葉の指すものが分からない。俺の方が知ってるぜ私の方が詳しいもんっていうマウンティング用の武器?それともただの娯楽?小説にせよ芸術にせよ何にせよ、ただのマウンティング用の武器ならクソ下らないゲロ以下のものでしかないし、ただの娯楽ならいちいち偉そうなツラすんなよって話だ。そんなもんで人の頭の良し悪しを計るなっつー話でもある。 そんなわけで、ダレソレの書いた小説を全部読んだとか、ドコソコの哲学書を全部読んだとか、え?君まだアレ読んでないの?とか基本全部下らねーなーとしか思ってないんだけど、そんな私でも納得のいく読書に対する姿勢というものがある。目的ある読書。より具体的には、暇人が暇潰しのためだけに単なる娯楽として消費するための読書。マウンティングゴリラだよ〜ウッホウッホしない、純粋な娯楽とし
たいていの人はなにか得意なことがあるはずです。しかしそこにもう一つスキルを付け加えることができると、二つのスキルの相互作用でさらに飛躍できます。 たとえばプログラミングはいくらか知っているけれども、そこに簡単なデザインスキルを付け足せたらアプリの開発がスムーズになる。あるいは写真ツールの扱いに加えて動画編集を学べばコンテンツに幅ができるといったようにです。 そして多くの場合、この「もう一つのスキル」は入り口のハードルさえ乗り越えることができるなら、すぐに自分で深めてゆけます。忙しい日常のなかに、この最初のハードルを越える仕組みを取り入れることができるかが鍵といえます。 自分も動画編集やCreative Cloud Photoshopのスキルといったように、中途半端にはできるものの、まとまった知識を手に入れたいと思っている分野がたくさんあります。 そこで最近登録して愛用しているのが Lynd
サービスを運営していると、最適な文章を書く事も多いです。分かりやすい文章を書く事でユーザーに対する理解が深まり、結果的にグロースに繋がります。 今回は、この記事だけを読んでおけば必ず文章力が向上する記事をまとめました。 文章力がどんどん向上する5つの書き方・トレーニング方法 ライティング力が向上する書き方と、文章力を向上させるためのトレーニング方法が書かれた記事。 第2回:わかりやすい文章の10大原則 理解される文章の10個の原則について書かれている記事。 文章のプロ直伝!素人でもプロ並に書けるようになる5つのテクニック プロのように書くための5つのテクニックについて解説されている記事。 有名小説家が伝授する、ショートストーリーを書くための8つの法則 文章を書くプロである小説家の文章を書くコツがまとめられている記事。 読みやすい文章を書くための技法 読んだ人が、しっかりと理解をしてもらう
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定期的にご紹介しております過去に書いた卒論関連エントリー。よろしければご利用ください。 卒業研究とは何か 研究とは何かについてはこちらをお読みください。 研究と勉強の本質的な違い 勉強の話 「どんな疑問や目標が求められているのか」という発想を壊したい 卒業研究は、2つの側面があり、卒業に必要な必修単位(あるいは試験)という側面と研究という未知の行為を体験してみるという側面からなっている。このため、取り組む問題自体は研究の側面を持つものだけれども、成果の新規性や独創性はそれほど厳しく問われないことが多い。しかし、試験の側面から見るとある一定の成果を必要とするので、どうしても卒業研究に対する努力を評価することになってしまう。 この努力の評価が卒業研究において、学生が精神的に追い詰められる原因になっている。 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう 最低限の成果というものがあるんです ちょっと、卒論
大学院生(修士課程、博士課程)が卒論・修論指導をすべき理由は大きくわけて二つ。第一の理由は、後輩の論文を指導することにより自分の論文執筆能力および研究能力の向上をはかるため。第二の理由は、論文中の初歩的な点を大学院生の方にあらかじめ指摘してもらうことによって、教員がより本質的な点について指導することができるようにすること。 指導をしてもらっている卒論生や修論生はこちらも読んで欲しい。 真っ赤な論文原稿が指導教員から帰って来たら? 「あっ、それ**さんにも、指摘されました」はメリットがないので言わないこと 他人の考えを勝手に想定して諦めちゃダメ! ちなみに、私の所属研究室では、修士1年が卒論指導、博士課程の学生が修論と卒論の指導をすることにしている。 論文指導で得られると期待されること 後輩の論文を指導することによって、自分の論文執筆能力および研究能力の向上が期待できる理由は以下のとおり。
小学校の教員採用試験の低倍率に困った東京都がこの秋、東北と九州で、2度目の試験を行う。追加の採用試験は30年ぶりという異例の対応だ。東京の受験倍率は2倍台と低く、都教委は「これでは優秀な人材が確保できない」と嘆く。必死に、先生集めに走る東京都の思いは、地方の学生たちに通じるか。 都はここ数年、教員の大量採用を行っている。60〜70年代に第2次ベビーブームで子どもが増え、それにあわせて大量採用した世代が一斉に退職を迎えているためだ。 99年度の公立小学校の教員採用枠は200人、倍率は10.2倍だった。それが09年度は採用枠が1473人に増え、倍率は2.6倍にまで下がっている。10年度も前年並みになりそうという。2回目の採用試験は今月23日(当日消印有効)に受け付けを締め切り、11月15日に仙台市と福岡市で1次試験を行う。 都教委は「優秀な人材を集めるのに、最低3倍の倍率はほしい」と話す
追記(2012年1月13日) 書き直しました。 議論能力および発表能力の発達段階 with 反論ヒエラルキー 本文 今日、先輩の先生とたまたま、この話になったので、メモ。 卒業研究で配属されてきた4年生はほとんどの場合以下の段階を経て研究に対する能力を発達させていく 第1段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会うと「怒る」あるいは「泣き出す」、「へこむ」 自分自身と自分の行為・表現の切り分けができていない。行為や表現(文章、口頭発表、議論の際の発言など)が良くないと指摘されただけなのに、自分の存在が否定されたと感じてしまう。 第2段階:ゼミでの発表や研究室内での議論で、自分の主張を否定するような意見に出会っても、何とか受け入れられるようになる 頭では自分自身と自分の行為・表現が切り分けができている。指摘されれば、まずかったポイントが理解できる。ただし、感
GTD は本として登場したのは数年前のことかもしれませんが、David Allen さんのコンサルティング会社の手法としては長い間用いられていました。そして彼の会社の中には、GTD の考え方を自分の子供に教えて、GTD で育て上げたという人もいるのだそうです。 David Allen さんの GTD Podcast で、10 歳のころから母親に GTD の基本を教えられて育ったというギャリソン・ハワードさんのインタビューが載っていて、子供を持つ親として興味深い内容でした。 GTD で子供を育てる いまはもう 21 歳で演劇を学んでいる大学生になったギャリソンさんが 10 歳のときに手ほどきをうけたのは、GTD の中で最も大事な習慣、つまり「頭のなかからすべてを取り出して書き留める」という習慣についてでした。 それまでは部屋が汚くて手のつけようのない普通の子供だったギャリソンさんですが、ある
情報リテラシーの授業のネタをどうすれば良いのかと思って、書棚にあった「知へのステップ」と「大学生の学習テクニック」に目を通したのだけど、これは良い本だと思う。前期授業が終わって「あっれー?大学って何か思ったのと違うなぁー。」と思っている大学1年生は「知へのステップ」か「大学生の学習テクニック」を買うなり借りるなりして目を通してみてはいかがかと思う。もしかしたら、そう思った理由は大学と高校の違いにまだ慣れていないからかもしれない。 Amazon.co.jp:知へのステップ 改訂版:こちらは授業を受けるための技術が中心。 本書では、大学で「学ぶ」ためには聴く・読む・書く・調べる・整理する・まとめる・表現する・伝えると考えるの9つの力が必要だとして、それらの力が、段階的に身につけられるように構成した。そして、ワープロで作成したレポートが提出できると言うことを半期の授業のゴールとした。 (「はしが
msn産経ニュース:【日本の議論】日本の大学は多すぎる? 増える「ナゾの学部」 現在の状況を伝えるのも重要だけど、新聞なのだからもっと問題点や疑問点をバンバン列挙して読者にぶんなげすれば良いのに。 ちゃんとした内容を教えているのであれば、大学がたくさんあっても何も悪いことはない。じゃあ、なぜ大学が多すぎると私たちは思っているの? 学生がある一定レベルの能力を身につけて卒業するのであれば、18歳すべての学生が大学に進学したとしても何も悪いことはない。じゃあ、なぜ、大学への進学率が高すぎると私たちは思っているの? 小学校卒業時に小学生が身につけるべきと思われている学力が身についていないのが問題。なのに、算数ができない大学生がいるのはなぜ? 中学校卒業時に中学生が身につけるべきと思われている学力が身についていないのが問題。なのに、中学生レベルの学力がない大学生がいるのはなぜ? 高校卒業時に高校生
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