※日経エンタテインメント! 2024年9月号の記事を再構成 『名探偵コナン』『葬送のフリーレン』など、多くの人気アニメの原作マンガを持つ小学館『週刊少年サンデー』。大嶋一範編集長への取材から、原作側の考えを見ていく。 『葬送のフリーレン』 原作・山田鐘人、作画・アベツカサ。1000年の時を生きる魔法使いのフリーレンが、人間を知るために旅をする物語。23年10月~24年3月までテレビアニメを放送。第2期の制作も決定 (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館 日本アニメーションの創世記から、マンガはアニメの原作になってきた。近年はアニメ化の成功により、コミックの売り上げが急増するケースが顕著になっているが、累計発行部数がアニメ放送後倍増し、2200万部超(既刊13巻/24年6月現在)に達している『葬送のフリーレン』もその1つ。同作のマンガを連載する『週刊少年サンデー』(小学館)では、他にも国民的マン