大枠としては確かに下手に学ばれたら困るが。なにしろあちらは単純小選挙区制で、民意の集約機能に重点が置かれすぎていて、あんまりよろしくないと思う。私は小選挙区比例代表並立制維持派で、もう少し比例区の割合を増やしてもいいんじゃないかと思っているので、岡田克也さんあたりとは考えが違う。 5月の英国総選挙について5人の英国人に聞いてみたところ、キャメロン支持ばかりだった。労働党政権ももう13年、前の保守党政権が通算で18年だったからそれよりは短いが、英国憲政史上、労働党としては最長期間政権を維持していることになる。 そろそろ政権交代させようかという機運も強まっているということだろう。 メージャーが首相を退任した後、保守党党首に就任したのがヘイグ。当時36歳。若い。しかし結局、選挙で勝てずに退任、その後、ダンカン・スミス、ハワードと比較的重鎮級の党首が続いた。 キャメロンが党首に就任した時は、38歳