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2012年11月9日のブックマーク (32件)

  • 声を使うときに「鼻呼吸」をする4つのメリット - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    今さらながら、以下の記事に反応。 鼻呼吸で集中力がアップ、成績もアップ:ライフハッカー[日版] http://www.lifehacker.jp/2009/07/post_1016.html ○鼻呼吸で声が良くなる? まあ、声を出すときには当然口から息がでるので、「鼻(呼)吸」という感じですが… ボイストレーニングでは、「息を吸うときは(できる限り)鼻から」という考えが一般的だと思います。 「鼻呼吸で集中力がアップ、成績もアップ」ということですが、「声」についても鼻呼吸は非常に良い効果があります。 「鼻呼吸で声が良くなる」理由は、以下の通りです。 1.鼻腔の響きが良くなる 2.喉が渇きにくくなる 3.喉に力が入りにくい 4.腹式呼吸がしやすい 1.鼻腔の響きが良くなる 鼻から息を吸うときには、口内の奥の方の空間(難しい言葉で言うと咽喉腔と鼻腔)が開き、発声に適した状態になります。 開いた

    声を使うときに「鼻呼吸」をする4つのメリット - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 「明瞭な発音」を手に入れるためのボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    前回、「滑舌が悪い」という場合には 1.発音が不明瞭(苦手な子音・母音がある) 2.文章として読むと詰まる(言葉のつながりなどに問題がある) という2パターンがある、というお話をしましたが、今日は1の方を解決するためのボイストレーニングを紹介します。 ○「発音が不明瞭」の2パターン 「発音が不明瞭」という場合を詳しく考えてみますと、 1.子音に問題がある 2.母音に問題がある の2パターンが考えられます。 まあ、両方同時に発症…という場合もありえますが。 ざっくり母音と子音というものについて説明しますと、 ・母音→歯や唇や舌によって遮られない、声帯で鳴った音を口や喉で共鳴して整えたもの ・子音→歯や唇や舌によって空気の流れが遮られることによって鳴る音 ということになります。 ○1.子音に問題がある 子音に問題があるということは、歯や唇や舌の動きに問題があるということです。 子音に問題があっ

    「明瞭な発音」を手に入れるためのボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 地声とか裏声とかヘッドボイスとかチェストボイスとか〜その2〜 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ○前回のまとめ 前回説明したように、「声」の出し方は非常に複雑であり、「どの違い」に注目するかによって色々な分け方ができます。 大雑把に分けてしまえば人の声の出し方は2系統です。 ・「地声」→声帯内筋主体、声帯接触強い、声帯全体が振動、体に共鳴を感じる ・「裏声」→輪状甲状筋主体、声帯接触弱い、声帯表面の膜が主に振動、頭部に共鳴を感じる で、この中間的な声などもあるので、「声」はいくつかの種類に分けられています。 ○ボイトレ界隈で一般的(?)な分け方 ボイトレ界隈では、声の種類について「3分」する人が多いかと思います。 ・上に書いた「地声」的な発声しかできない音域で出す声 →チェストボイス ・「地声」と「裏声」の両方できる音域(もしくは、「地声」と「裏声」の中間的な発声でないと出せない音域)で出す声 →ミドルボイス・ミックスボイス ・「裏声」的な発声しかできない、「地声」的発声では無理な音

    地声とか裏声とかヘッドボイスとかチェストボイスとか〜その2〜 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • いい声が出せる「口の開け方」 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    発声において、「口の開け方」はとても重要です。 口の開け方が小さいと、「こもった」声になってしまい、 ・音量が小さくなる ・言葉が不明瞭になる ・「自信がない」「気弱な」印象を与えてしまう など、いいことがありません。 また、口を無理に大きく開けようとして、下あごに力が入ってしまうと、 ・無駄に疲れる ・喉、舌、あご、唇(調音器官)の力のバランスが崩れ、発声全体に悪い などという悪影響が生じてしまい、逆に悪い発声になってしまうかもしれません。 なので今回は、いい声が出せる「口の開け方」をするための簡単ボイトレ法を紹介します。 ○上あごを開ける 下あごだけを動かそうとしてしまうと、無理な力が入ってしまいます。 下あごに力を入れずに口を大きく開けるには、 「下あごでは無く、上あごを開ける」 という感じを持つことが重要です。 具体的な方法ですが… ボーっとすると、口が開きますよね。 姿勢を良く(

    いい声が出せる「口の開け方」 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
    neko73
    neko73 2012/11/09
  • 典型的なダメ声、「鼻声」とは? - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ※こっちの古い記事ばかり読まれているみたいだけど、新しい記事の方も読んでもらいたい。 「鼻声」って言葉はあんまり使わないほうがいい。 - 烏は歌う ○鼻声とは? 「鼻声」とは、上手く声の共鳴が行われていない状態で、大きく分けると2パターンの喉声が存在します。 一つ目は、「鼻腔共鳴」の無い、「鼻の詰まったような声」です。 二つ目は、「鼻腔共鳴」ばかり強くて他の共鳴(特に咽喉腔の共鳴)の弱い、「鼻にかかったような声」です。 「声帯から出る音は非常に小さいものなので、共鳴を上手く使って大きくしてやる必要がある」というのが発声法の基的な考え方ですが、とりあえず重要な共鳴させるための空間として、「咽喉腔(喉の空間)」と「鼻腔(鼻の穴の空間)」があります。 で、この2つの空間に響かせるバランスが崩れてしまうと、鼻声になってしまうわけです。 鼻声になってしまうと、発音の明瞭さが失われ、「聞きづらい声」

    典型的なダメ声、「鼻声」とは? - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
    neko73
    neko73 2012/11/09
  • 発声についての色々な問題が解決するかもしれない、「母音」のボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ○曖昧母音で遊ぶ 定番の発声練習である「あーえーいーおーうーおーいーえーあー」(音程はつけてもつけなくても良し)を、 ・口を「正しく」しっかり開き ・あごの開き具合は一切変えずに ・「あ→え→い」は「舌」の動きだけで母音を変化させる ・「い→お→う」も「舌」の動き、できなければほんの少し「唇」をすぼめることで母音を変化させる という練習を、最近よくやっています。 やってみるときには、とにかくあごや首などに力が入らないように注意して下さい。 それと、軽く目を見開いてやると、喉の奥の空間が開いて少しやりやすくなります。 慣れてきたら、 ・母音の変化を区切らず、できるかぎり「連続的」な変化になるよう目指す ということを心がけます。 それぞれの母音の出し方の詳細は、下のサイトがわかりやすいです。 ・澄空電脳基地−読み物−発声について−母音の発音(名古屋弁には母音が8個ある) http://www.

    発声についての色々な問題が解決するかもしれない、「母音」のボイストレーニング - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 「逆転の発想」による喉声解消法 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    なんかアクセス数が凄いことになっている…! と思ったら、 ・典型的なダメ声、「喉声」とは?−烏は歌う ↑この記事がホッテントリ入りしてたんですね。 まさか書いて半年にもなろうという記事がホッテントリ入りするとは予想もしてなくて、当に何があるかわかりませんねー…。 今日は、多くの人が「喉声」というものに興味があるのがわかったので、「喉声解消法」のためのボイストレーニングをもう一度書いてみることにしました。 ○力を抜くって難しい さて、とりあえず「喉声」というものについて簡単にまとめてみると、 ・原因→「喉」に余計な力が入ってしまう ・解消法→リラックスし、余計な力を抜く ということですが… 「余計な力を抜く」ってすごく難しいんです。 自分では力が抜けているつもりでも、上級者から見るとガチガチだったり。 「力を抜いて!」と言われても、行動に伴って無意識に力んでしまったり。 そもそも、脱力が重

    「逆転の発想」による喉声解消法 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
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    neko73 2012/11/09
  • 典型的なダメ声、「喉声」とは? - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ○喉声とは? 喉声とは、いわゆる「喉に力が入ってしまった声」の総称で、大きく分けると2パターンの喉声が存在します。 一つ目は、喉の「ものを飲み込む筋肉」を中心とした首の筋肉や、顎の筋肉に余計な力が入ってしまう場合。 これをしてしまう人は非常に多く、「力任せ」に大声や高い声を出そうとすると、だいたいこうなってしまいます。 二つ目は、喉を開けようとし過ぎて、「喉仏を下げきったところで固めてしまった」場合。 声楽用語で言う、「団子声(クネーデル)」というやつです。 ボイストレーニング初心者や声楽初心者に多く、「あくびの喉で発声してー」とかいう指導を真に受け過ぎてしまうとこうなります。 こうなると、「秋川雅史」風のいい声にも聞こえないことは無いのですが… いわゆる「側鳴り」の状態なので、自分に聞こえている声は、外に広がらず他人まで届きません。 喉声になってしまうと、 「つまったような聞き苦しい声」

    典型的なダメ声、「喉声」とは? - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 胸一杯に声を響かせて、「魅力的な深い声」を目指そう! - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ○魅力的なチェストボイス 今回も、All Aboutのボイトレ記事から。 今日も元気にライフハック。 ・ビジネスに活かせる発声法とは? ここでは、「胸振発声」というものが紹介されています。 「胸振発声法」とは、呼吸は腹式で行い、音声をお腹にではなく、胸に響かせる発声法のこと。もう少し詳しく説明すると、音声を、胸の内側を囲んでいるあばら骨に伝わせるようなつもりで、あばら骨と周囲の筋肉に響かせる発声の仕方です。 まあ、ボイトレ用語で言うと「共鳴の強いチェストボイス」ってところですか。 日人の多くの人の声は、共鳴が少なく、母音が浅く、音程が微妙に高いところで安定しがちで、いわゆる「のど声」になりやすいと言われています。 この「のど声」になってしまうと、声の効率は悪いわ、声帯は痛みやすいわ、なんだか「小物っぽい雰囲気」がするわで、とにかくいいことがありません。 この「胸振発声」をマスターすれば、

    胸一杯に声を響かせて、「魅力的な深い声」を目指そう! - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 「良い声」の正体…倍音とは - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    さて、今回は、声を語る上で欠かせない用語である「倍音」というものについて説明していきたいと思います。 最初に注意書きをしておくと… 「倍音」や「共鳴」などは物理学用語ですが、 ボイトレでこれらの言葉が語られる場合、若干オカルトが入ることがある ということには注意しておいてください。 要するに、これから書くことには疑似科学が混ざっているかもしれません(笑)。 いや、疑似科学にならないようにできる限りの注意はするのですが、発声法を学びつつ解剖学を学びつつ物理学を学びつつ音響心理学を学び…なんてことはなかなかできないのです。 「学問」としてではなく、「豆知識」と「ハウツー」として読んでいただきたいです。 ○倍音とは ある音が鳴っているときに、人の耳には「一つの音の高さ」が聞こえます。 ピアノの鍵盤のドの音を打鍵すればドの音が鳴りますし、ドの音程になるように発声すればドの音が聞こえます。 しかし、

    「良い声」の正体…倍音とは - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
    neko73
    neko73 2012/11/09
  • オバマ大統領に学ぶ、「カリスマ性」を手に入れるためのボイストレーニング - 烏は歌う

    最初に言い訳しておくと…。 ※色々な政治家の名前が出てきますが、決して政治的にどうこうと批判したいわけではありませんからね!あくまでボイトレとして声を観察するとこういう声、って話ですからね! ○政治家の「声」 選挙期間に色々な候補者が、街宣車や公園やTVで大声を出しているのを聞いて、 「あんまり良い声の政治家、ちゃんとした声の出し方のわかっている政治家って日には少ないよなあ…」 と、話の内容に関係ないことを、頭の一部でどうしても考えてしまいました。 …いや、政治のこともちゃんと考えていましたよ! アメリカなんかでは、 「プレジデント・ボイストレーニング」 なるものがあって、 「威厳」「信頼」「安心感」といった印象を与えやすい音程やテンポを、一定に保ちながら話せるように訓練をしていくことにあります。 ・大統領のボイストレーニング - [ボイストレーニング]All About http://

    オバマ大統領に学ぶ、「カリスマ性」を手に入れるためのボイストレーニング - 烏は歌う
  • 姿勢を良くする簡単エクササイズ2つ - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ○背中を壁にくっつけて立ってみよう ちょっと前にはてブで知ったページなんですが、「良い姿勢」の作り方がすごくわかりやすく説明されているな、と思ったので紹介します。 ・#02 後ろ姿に自信を!正しい姿勢とは | 何もしてないって当ですか? | 東京ナイロンガールズ http://nylongirls.jp/column/aya/2009/08/02.html 子どものときはよく「背筋をピンと伸ばしなさい」とか「姿勢よく!」って言われませんでした? でも「正しい姿勢」について教えてくれる人は誰もいません。そこで、自分なりに正しい姿勢を考えた結果、胸を張ったらおしりが突き出ちゃう昔の兵隊のような立ち姿に。でも、あの立ち方は腰に負担がかかってしまうし、美しくもなかったり。 では、一緒にやってみましょう!背骨を腹筋と背筋で挟んでまっすぐにするイメージです。 (1)頭・肩・かかとを壁にくっつけて立つ

    姿勢を良くする簡単エクササイズ2つ - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 音域を「下に」広げる - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    一般に、ボイストレーニングで音域を大きく上に広げることは可能ですが、音域を下に大きく広げることは不可能と言われています。 高音は声帯を引き延ばしてやれば理論上いくらでも高くできるけれど、低音は生まれつきの声帯の長さや厚さによって限界が決まっているからです。 ただ、ボイトレをしない状態で、「生まれつきの限界近くまで低音を出せる」という人はほとんどいないと思います。 声を出す時には、なんだかんだで声帯が無意識に力んでしまうので、それによって低音が出せなくなってしまいます。 その力みを自覚し、脱力した状態を憶え、再現できるようになれば、音域を下に広げることができるかもしれません。 これから紹介する低音を出すための発声練習ですが、発声の中でも非常に重要だと言われている「脱力」の練習にもなるので、特に低音に興味のない人もやってみるといいかもしれません。 「力んだ声」「浅い響きの声」「固い声」なんかが

    音域を「下に」広げる - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
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    neko73 2012/11/09
  • 発声と姿勢 - 烏は歌う

    良い声は良い姿勢から! と言われておりますので、今までネットで見た姿勢についてのお勧め記事などを紹介しつつ、姿勢に関する考察なんかを書いてみます。 とりあえず最初に軽くまとめておくと、発声に特に関わってくる要注意ポイントは、 ・頭を前に出さない ・胸を張る ・腰を反らさない の3点が挙げられます。 ○姿勢の基その1「頭を前に出さない」 頭が体の真上に無いと、重い頭を支えるために首の筋肉や背筋や肩の筋肉を使わなくてはならなくなり、発声時に余計な力が入ってしまったり、発声に必要な力が入れられなくなってしまいます。 肩こりも引き起こしますし。 あと、頭が体より前に出てしまい、その状態で前を見ようとすると、「あごを突き出した状態」になってしまいます。 ちょうど、今キーボードを打つ私はそんな感じでした。ちょっと姿勢を直さないと。 この体勢で良い声は出しづらいです。 大声なんて出そうものなら、声帯に

    発声と姿勢 - 烏は歌う
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    neko73 2012/11/09
  • 頭から声を出す! - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    前回「腹から声を出した」ところで、今回のテーマは「頭から声を出す」という言葉についてです。 ボイストレーニング未経験者には耳なじみの無い言葉ですが、ちょっとボイトレをかじったことのある人なら、聞いたことがあるのでは無いでしょうか。 類似表現として「頭頂部から声を出す」だの「眉間から声を出すつもりで」だの「後頭部から声を回して出す」だの、かなり無茶苦茶な表現が使われることがあります。 たぶん、合唱などの素人声楽系だと、かなりオーソドックスな指導用語なのではないでしょうか。 私も合唱初心者だった頃に「もっと頭頂部から声を出すつもりで!」と言われ、困惑した覚えがあります。 ○いつも通り、言葉の分析 「頭から声を出す」と言う場合、だいたい次のような意図があります。 1.軟口蓋を上げて、喉を開け 2.鼻腔共鳴や咽喉の上部の共鳴を強くしろ 「眉間」とか「頭頂部」を「突き抜けて声が出るイメージ」を持って

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    neko73 2012/11/09
  • 腹から声を出す! - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    「腹から声を出す」というのはボイストレーニングの基であると言われています。 が、この言葉、「喉を開く」と同様にかなりジャーゴン…と、思うのは私だけ? まあ、「腹から声を出す」という言葉に含まれるであろう要素は、 ・腹式呼吸で発声する ・腹筋を強く使って発声する という2つなので、「喉を開く」よりかはわかりやすいですかね。 今回は、後者の「腹筋を強く使って発声する」ということについて説明しましょう。 ○腹のどの部分に、どのように力を入れるのか? 発声の仕組みをよく知らない人が、 「腹に力を入れて声を出すと良い声になるらしい」 ということを聞いてしまうと、だいたい「腹直筋」を「固めて」しまいますが、これは大きな間違いです。 腹直筋を固めてしまうと、腹式呼吸が阻害されてしまいます。 「腹」と言われて思い浮かぶ部分は、むしろ柔らかくしておくくらいのつもりでいなければいけません。 力を入れなければ

    腹から声を出す! - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
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    neko73 2012/11/09
  • 「高音」を出す!〜実践編〜 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ようやく実践編です。 1.「地声(チェストボイス)」の限界を高くする/安定させる 2.「裏声(ミドルボイス・ヘッドボイス、ファルセット)」を使いこなせるようにする 3.「裏声」の限界を高くする/安定させる ○1.「地声(チェストボイス)」の限界を高くする/安定させる さて、最初に注意しておくと… ※このボイストレーニングは、(地声の高音域では)喉を痛める可能性があります!喉に痛みを感じたらすぐに止めて下さい。 ※そのような危険があるので、「どうしても表現的に限界高音のチェストボイスが必要だ!」とか「自分のチェストボイスの限界高音に全然達していないのに声が裏返ったり詰まったりする!」という人だけやって下さい。 換声点を超えた高さになると、チェストボイスで出すと、「声が裏返る」とか「声が詰まる」ということが起こり、それ以上に高い音が出せなくなってきます。 これは喉を守るための反射のようなものな

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    neko73 2012/11/09
  • 1236082357

    今日はふと、久しぶりにBUMP OF CHICKENを聞きたくなりました。 聞いてみて、良さを改めて確認したので、少しBUMP OF CHICKENのボーカル、藤原基央さんについて書いてみようと思いました。 と、いうわけで、「ボイトレ○○に学ぶシリーズ」第2弾は、このテーマで行こうと思います。 BUMP OF CHICKENの音楽の素晴らしい点は当に色々ありますが、その中でも特に知られているのは、多くの人の心を震わせる「歌詞」の力ですね。 そして、ボーカルの藤原さんの声と歌い方が、その歌詞をさらに素晴らしいものにしています。 まず、歌詞が聞き取りやすいこと。 「発音がいい」というよりは、歌詞と声の雰囲気がシンクロするので、聞き取れない言葉が少々あっても情景が浮かんでくる、という感じ。 低・中音域はもう、歌うというより「語りかけて」いますね。 歌詞が聞き取りにくいと、どんなに良い歌詞を書い

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  • Coccoに学ぶ「体の使い方」。 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ボイストレーニングをやっていく上で、教科書的なメソッドに従うという方法も大事ですが、それと同じくらい大事な方法があります。 それは、「好きな歌い手の技を盗む」という方法です。 メソッドにそってメニューをこなしていくだけだと、どうも「トレーニングのためのトレーニング」という感じになってしまい、やる気がなくなってきたりするんですよねー・・・。 その点、後者の方法は、やってて非常に楽しく、発声法をどう実践で生かすのかってのも考えられて、とてもお得です。 そんな訳で、これからたまに、私の好きなアーティストの動画を紹介しつつ、そのアーティストが「ボイトレ」的な観点から見てどんないいところがあるのか、というところを紹介していきたいと思います。 第1弾は「Cocco」。 その強く儚い声、語りかけるような歌い方から聞き手に感情の塊を叩きつけるような歌い方までこなす表現力・・・ 中学校の頃にラジオでその歌を

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    neko73 2012/11/09
    "ボイトレというと腹筋ばかり取り上げられる気がしますが、背筋が上手く働かないと腹筋の力を最大限発揮することはできないんです。"
  • エリック兄さんのボイストレーニング。 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ニコニコ動画に上がっている、ボイトレ by Ericを紹介。 ○どんな動画? 講師はボーカルコーチとしてご活躍中のEricさん。 有料で出している独習CD&テキストの宣伝として、Youtubeにイントロダクション的な内容を上げたそうです。 ニコニコ動画では、転載した人が日語字幕をつけてくれています。まさに神。ありがたやありがたや。 で、「イントロダクション部分だからどうせ使えねえだろ〜」とか思ったら・・・ すっげー使えます、これ。 動画では「準備運動ルーティン」が紹介されていますが、これが「さすがプロ」と言わざるを得ない内容。 一つ一つの動作が理に適っていて、準備運動として非常に有効な上に歌うための基的な色々が知らず知らず身につくという、超お得な内容。 さらにお勧めな理由が、「動画である」ということ。 ボイトレ関連のサイトは数え切れないほどありますが、文字だけでは伝わらない部分って非常

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  • 「相手」の声をよく聞いて、それに合わせた声を出しましょう - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    Allaboutの以下の記事がはてブで話題になった模様なので、今日はそれについて書きます。 ・上手な話し方の基‐Allabout http://allabout.co.jp/career/speechskill/closeup/CU20090706A/ ちなみにAllaboutのいつも紹介していたボイトレコーナー(http://allabout.co.jp/gs/voicetraining/)は現在休止中らしいです。 いつも参考にしていただけあって残念…。 さて、この記事ですが、 1.「話す」ってどういうこと? 2.自分が「言いたい」ことを知る 3.声を出して自分の「いい声」を見つける 4.話す「相手の存在」を意識する 5.相手の話を「聞いて」話す という構成です。 3、4、5あたりは、「コミュニケーションのためのボイストレーニング」というものを考える上でとても大事だな、と思いました。

    「相手」の声をよく聞いて、それに合わせた声を出しましょう - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 唇を柔らかく使って、綺麗な声になりましょう - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    今回は、発声にとって非常に重要なパーツである「唇」について、かなり範囲を絞って考えてみました。 唇のトレーニングってことで、声が良くなるだけでなく、キスも上手くなっちゃうかもね。 ○今回のテーマを考えるきっかけになった「とある人の声」 最近、とある高貴な御方、その方面では「プリンス」的な存在のお話を聞く機会がありました。 …具体的に誰なのかは、ご容赦の程をよろしくお願い致します(笑)。 ボイストレーニングが趣味である私はどうも、初対面の人を「声で」判断しようとしてしまう癖があるのですが… 彼の声の第一印象は、「一見爽やかなんだけど、なんかいちいち嘘くせーな」というものでした。 そのように感じた理由を分析してみたところ、「唇の使い方」に問題があるんじゃないかなー、という考えに至りました。 彼の場合、おそらく「立場上、常に微笑みを絶やしてはならない」という使命感から、 「唇両端が上がりっぱなし

    唇を柔らかく使って、綺麗な声になりましょう - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
  • 改めて、チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイス・ファルセットについて説明します(訂正あり) - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ※2010/11/15訂正 おっと、割と大きく間違って書いていたことに、一年以上経った後に気づいたよ! みなさまの、 「チェストボイスとかヘッドボイスとか、地声とか裏声とか、正直よくわからねーよ!」 という声無き声にお答えして、簡単に「チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイス・ファルセット」の4種の声について、改めて整理しておきます。 ・チェストボイス →何も考えずに低めの声を「普通」に出せば、それはたぶんチェストボイスです。 ただ、声が高めだったり小さめだったりする女性や、一部の極端に声の高い男性の場合、普段の声がミドルボイスやヘッドボイスになっている場合もあるので注意。 心当たりのある人は、できる限りの低い声を出してみましょう。 声質としては、声帯同士が軽くぶつかる「エッジボイス」のノイズ(バイブ音のような音)が軽く混じったりします。 息漏れの様なノイズは普通ほとんどしません(極端に

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    neko73 2012/11/09
  • 「喉を開く」について、再度まとめ - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    ボイストレーニング用語の中でも、「喉を開く」という言葉で検索してくる人が非常に多いので、今まで書いたものをまとめつつ、少し今までとは違った角度から書いてみようと思います。 ○何故「喉を開く」必要があるの? 「喉を開く」ということが何故必要かと言うと、「良い発声」のためには、 1.声帯に「適度な力」を入れ、首や喉の「ものを飲み込むための(発声に来関係無い)筋肉」に力が入らないようにする 2.喉から口にかけての空間を整え、呼吸の流れを妨げないようにし、よく声が響くようにする ということが必要だからです。 ○「喉を開く」とはどういうこと? 声楽的な意味での「喉を開く」とは、「軟口蓋を引き上げ、喉仏を引き下げる」ことです。 イメージ的には、「喉を上下に開く」感じです。 軟口蓋が上がることによって喉の奥の空間が広くなり、また、鼻腔にも声が響くようになり声の「響き」が良くなります。 また、軟口蓋を引

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    neko73 2012/11/09
  • 腹から声を出す!その2 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    過去に書いた記事の続きです。 ・腹から声を出す!‐烏は歌う http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090824/1251120844 この記事がなかなか好評だったのと、ネットで色々検索していて「やっぱり発声のための『腹筋』の鍛え方」ってあんまり具体的な方法が知られていないんだなー…」と思ったので、もう一度「腹筋」について書いていきたいと思います。 ちなみにこのボイストレーニング、ダイエット、「お腹の引き締め」にも効果大ですよ!! ○ボイトレ的腹筋トレーニングを、3つ紹介 ・レベル1→口を軽く閉じ(唇は開ける)息を前歯の間から「shhhhh!」と出す。 過去記事の方でも紹介したものなので、詳しくは過去記事で(動画つきで紹介しています)。 大切なのは、 ・お腹が凹む感覚 ・吐き切って、力を抜いたら息が身体の深いところに入ってくる感覚 という、2つの感覚をつかむこ

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    neko73 2012/11/09
  • あなたは居酒屋で店員を「一声」で呼べるか・・・声の「方向」と「距離感」 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    さて、今回はAll Aboutの「ビジネス実用」のボイストレーニング論から、読んでいて気になったものを紹介していきたいと思います。 ボイトレっていうのは、「ある歌を上手く歌えるようになる」とかそういう限定的な効果を追い求めるものではなく、「日常の声」を含めたあらゆる場面での声を育てるものだと思っているので、こういう「ビジネス」などの音楽から離れた観点からのボイトレ論は、非常に興味があります。 ○あなたは居酒屋で店員を「一声」で呼べるか 「あなたの声はちゃんと届いていますか?」というタイトルの記事が、特に面白いなと思いました。 「声がなんだか届かない・・・」とか「まわりの雑音に埋もれる・・・」とか「話しかけてもなかなか気づいてもらえない・・・」とか、そういう悩みを持っている人は多いですよね。 その原因は「音量」や「声質」のせいにされがちですが、実はこの「声の距離と方向」を上手く使えていないか

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  • 声の「準備運動」…気づかれないようにボイトレ編 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    さて、今回の記事ですが、ボイトレをやっていると必ず行き当たる悩みというのが… 「とても人前でできない動き・発声練習が多い」 ということです(笑)。 過去に紹介したボイトレでも、 ・声の「準備運動」…声帯を「起こす」ための簡単ボイトレ http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090927/1254025866 という記事で、 ひたすら「zzzzzz…」と声を出すだけ! 1.上下の前歯をくっつけ、間から息を吐き出します(shhhhhh…という感じで摩擦音が鳴り、無声音が出ます) 2.その状態で、前歯をくっつけたまま声を出します(zzzzzz…という感じで摩擦音(無声音)+声帯の振動音(有声音)が出ます) 3.前歯の辺りとか喉の辺りが振動でむずがゆくなってきますが、そのまま「摩擦音+声帯の振動音(=声)」を鳴らし続けてください というのを、喉のコンディションが整うま

    声の「準備運動」…気づかれないようにボイトレ編 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
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    neko73 2012/11/09
  • 「何か声が出ないな?」と思ったら - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    声というのはかなりデリケートなものなので、 「理由はわからないけど何か声の調子が悪い!声が思うように出ない!」 ということがよくあると思います。 理由はわからないけどなんか声がかすれる、とか、いつも通り出しているはずなのに高音がでないなあ、とか… そういう状態で声を出し続けると、だいたい悪いスパイラルに陥ってしまって、どんどん調子悪くなってしまうこともよくあるかと思います。 で、過去に「声の簡単なウォーミングアップ法」なんかも紹介してきましたが、今回は「声が出ないときにチェックすべき10のポイント」を紹介したいと思います。 1.喉の水分は足りてる? 2.喉の油分は足りてる? 喉の水分が足りない状態だと声も出しにくいですし、喉がダメージを受けやすいです。 プロなら当たり前に常に気にする部分ですが、われわれ素人の場合こういう基的なところから自覚がなかったりしますもんね。 飴などを活用して普段

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    neko73 2012/11/09
  • 声の「準備運動」…声帯を「起こす」ための簡単ボイトレ - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    今回紹介するエクササイズは、ひたすら「zzzzzzzzz…」とやるだけ! 超お手軽な割に、効果が出やすいボイストレーニングです。 ○声帯を起こす いきなり当然のことを書くと、私たち人間は声帯を振動させて声を出しているわけです。 で、その声帯も人体の一部である以上、状態は一定ではありません。 寝起きやしばらく黙っていた後、デスクワーク中、疲労の溜まったときなどには、声帯は「スムーズに振動できない状態」になります。 なので、声を出す前に声帯が「スムーズに振動できる状態」にしておく必要がありますね。 このことをボイトレ界隈の一部では、「声帯を起こす」と言います。 声を有効に使うには、いわば「声帯の準備運動」が必要なのです。 準備運動などせずに、自然に適当に声を出しても、 ・声帯が適度に充血する ・声帯が湿気を帯びる ・声帯自体と周囲の筋肉がリラックスし、柔軟になる という感じで「スムーズに振動で

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    neko73 2012/11/09
  • 体の歪みと声 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    Twitter上で、以下のような発言を拾ったので、反応してみます。 donnekohttp://r.nanapi.jp/555/ 整体に通ってた自分としては当たり前のことしか記されてなくて悔しい!悔しいから歪んでる人は歪んだままでいいよ!(ひねくれ者 ( 2009-10-23 01:54:22 )donnekoちなみに体が歪みきっていた自分の実体験として、体が歪んでるのと正常(に近い)の状態とではマジで怖いくらい"声と顔色"が変わるから。特に声。 ( 2009-10-23 01:56:06 )donnekoほとんどの人に当てはまるとは断言出来ないけど、どれだけ大きく口を開けてはっきり声出しても声がこもりやすい、はっきり聴こえにくいって人は体の歪みが原因だと思う。自分がマジでそうだったから。 ( 2009-10-23 01:59:42 )まとめ by Twitterログまとめ(どんジレ版 -

  • 腹から声を出す!その3 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    今回は腹式呼吸、「腹から声を出す」方法について。 ↓の過去記事に目を通しておくと、よりわかりやすいかも。 ・腹から声を出す!−烏は歌う ・腹から声を出す!その2−烏は歌う ○一般に理解されている腹式呼吸とは… あんまり格的にボイストレーニングをやったことのない人だと、腹式呼吸というものについて、 「腹式呼吸」→「お腹」をへこませて息を吐く&「お腹」を膨らませて息を吸う という呼吸だ、という認識をもっているのが普通だと思います。 で、この認識というのが、ある程度発声に詳しくなると、 「間違っているとも言えないが、正しいとも言えない」 と感じるようになってくるんです。 「論より証拠」ということで、 過去記事で紹介した「軽く閉じた上の前歯と下の前歯の間から強い息をshhhhhhh!と押し出す」というボイトレ をしながら、「みぞおち」や「脇腹」あたりを触ってみましょう。 息を吐くために「へこむ」

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    neko73 2012/11/09
  • 歌手の評価って難しい。 - 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)

    噂の某アニソングランプリ騒動についてTwitterで色々とつぶやいてたら結構反応が多かったので、色々まとめてみる。 状況としては、「グランプリの人が歌唱力低すぎ!」というので炎上しているという感じですね。 前書き(書く前から言い訳とも) あくまで、素人の戯言です。 また、アニソンに対する熱意とかの諸々はそんなにありません。 わざわざ自分にとって関係ない、燃え上がりそうな話題に手を出すのはあんまり得な話でもないのですが、自分の音楽観とか声についての色々を考えなおすのにいい感じのネタなので、ひっそり書きます。 そもそも、評価の軸はどこ? アニソングランプリという企画についてそれほど詳しくはないので断言はできないのですが、 「アニソンが上手い人を集めてコンテストをしよう!」 「アニソンを題材に、新人オーディションをしよう!」 という、2つの企画の軸が、というか建前と音の両立が難しくなってきての

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    neko73 2012/11/09
    広い空間で歌う困難と声質の重要さ。