がんの領域で国内最大の学会「日本癌治療学会」(理事長=北川雄光慶応大教授)の学術集会に合わせ、同じ会場で22日に開かれる市民向けイベントで、根拠が不十分な治療を実施している医師が相談に応じることが明らかになった。医師や患者団体が反発し、抗議の退会者が出るなど混乱が広がっている。イベントを共催する同学会は対応を協議し始めた。
![癌治療学会共催イベント:医師人選で患者ら反発 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)
信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。 調査は8月15日〜9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時〜午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ…
アメリカの心理学者は何でも実験室で再現してしまうようで、学生と本物の警官に違法行為のウソの自白を見抜かせる実験もあったという。この場合の結果は両者ともにうまくウソを見抜けなかったが、学生と警官とで違うこともあった▲それは学生より警官の方がウソの自白を見抜く能力に自信をもっていたことである。また自白の録音を聞くという条件では、警官は自白を真実と信じる傾向がより強かった。どうやら警官は一般の人よりも無実の人を有罪とみなす先入観にとらわれがちなようである▲S・O・リリエンフェルド他著「本当は間違っている心理学の話」(化学同人)から引かせてもらったが、そこで指摘されるようにかつては「証拠の王」といわれた自白も人の心理のアヤの産物にほかならない。供述を裏付ける周到な捜査が求められるゆえんである▲31年前に熊本県で起こった男性刺殺事件の裁判で有罪の決め手となったのも捜査段階の自白だった。殺人罪に問われ
「民進党」「北海道新幹線」…1人で昨年1万5000件 「民進党」「伊勢志摩サミット」「北海道新幹線」など既に使用されている名称の商標登録をある特定の第三者が先に出願申請し、本来なら登録できるはずの企業や個人が出願を諦めるケースが問題化している。特許庁はホームページなどで断念する前に相談するよう呼びかけている。 群馬県太田市は今年1月、12月にオープン予定の太田市美術館・図書館について、「美」と「図」からとった愛称「おおたBITO」の使用を断念した。市より先に商標登録が出願されていたからだ。「開館が迫るなか、特許庁による第三者の出願の却下処分まで待てない」(同市)と申請はせず、愛称を使わないことに決めた。
過剰診断説「無害なもの発見」VS被ばく影響説「原発近くで増加」 東京電力福島第1原発の事故後、福島県民の健康調査の一環として県が実施している子供の甲状腺検査で、昨年末までに166人が甲状腺がんやがんの疑いとされた。有識者でつくる県の検討委員会は全国的な統計に基づいて推計される患者数に比べ「数十倍多いがんが発見されている」と指摘。検討委や環境省は「放射線の影響とは考えにくい」としているが、専門家の間でも意見が分かれる。議論の争点や、患者の治療の現状を探った。 「わが国の(自治体による)地域がん登録で把握されている統計などから推定される有病数に比べ、数十倍のオーダー(水準)で多い甲状腺がんが発見されている」。2月15日、県の検討委は中間とりまとめ最終案で、原発事故の約半年後から30万人以上を対象に始めた甲状腺検査の結果をこう表現した。 この記事は有料記事です。 残り4556文字(全文4926文
松山市の桑原学校給食共同調理場(畑寺町)で18日調理されたポークビーンズ約4500食が「食物アレルギーの原因となるソバの実が混入した可能性を排除できない」として廃棄され、道後小など7小中学校の児童・生徒は主菜抜きの給食となった。市教委保健体育課によると、異物混入の可能性により給食の一部を提供しなかったのは初めてという。 同課によると、18日午前、久枝学校給食共同調理場(西長戸町)の調理員が、市内の業者から仕入れた大豆約50キロの中にソバの実8粒が混入しているのを見つけた。桑原調理場でも大豆約85キロを同じ業者から仕入れており、既にポークビーンズを調理中だった。事前確認では見つかっていなかったが、混入の可能性を完全には否定しきれなかったため、トラブル防止の観点から提供を止めた。7小中のこの日の給食は、パンと牛乳、…
<moku−go> おや懐かしい。映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」が23日から公開された。アニメ放送25周年を記念しての映画化だ。 同級生の家に海外からホームステイに来た5人の子。仲良く遊んでいるうちに、まる子ちゃんはイタリアの男の子に胸がキュンとなる。 ちびまる子ちゃんは台湾、香港では「櫻桃(おうとう)小丸子」(サクランボの小さい実)のタイトルで大ヒットした。いまでも人気キャラクターだ。 21日、静岡市長が台北市役所を表敬訪問した。出迎えた台北の市長が「静岡と聞いて連想するのは」と開口一番口にしたのは、茶の香りでも、森の石松でもなく、住所静岡市の「小丸子です」。静岡の市長もさっとポケットからちびまる子バッジを出してプレゼントしたと台湾紙が報じている。 この記事は有料記事です。 残り654文字(全文992文字)
菅義偉官房長官は25日、2017年4月の消費増税と同時に導入する軽減税率の適用が検討されている書籍・雑誌について、出版業界が有害図書の線引きを自主的に決めたうえで、議員立法で対象に加えるべきだとの考えを示した。書籍・雑誌はポルノ雑誌などを対象から排除する仕組みが課題となっており、菅氏は「線引きは業界の中で決めていただく。政府が決めると表現の自由の問題が生じる」と述べた。 菅氏は書籍・雑誌に軽減税率を適用している欧州各国の例を挙げ、「活字文化は重要とされている」と指摘。そのうえで有害図書について「出版界が自主規制し、例えば議員立法という形で、国民から見てなるほどという線引きが必要だ」との考えを示した。BS朝日の番組収録で語った。
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