電卓や腕時計、デジタルカメラなどエポックメイキングな製品を次々と送り出してきたカシオの創業者であり発明家でもある樫尾俊雄氏の自宅を改装し公開されている「樫尾俊雄発明記念館」が展示内容を拡充。新たに時計、電子楽器の展示を開始した。カシオは「カシオトーン」をはじめとした電子楽器のメーカーとしても知られる。BARKSではさっそく取材を申し込み、その歴史的な製品の数々に触れてきた。 「樫尾俊雄発明記念館」は、元カシオ計算機会長の樫尾俊雄氏(2012年5月に逝去)が残した発明品を展示・公開している施設。兄弟とともに世界初の小型純電気式計算機「14-A」を発明し、日本のエレクトロニクス産業の発展に貢献した発明家である氏の功績を後世に伝えるために、数多くの発明を生み出した自宅を改装し2013年5月に設立。同年6月から一般公開されている。見学は完全予約制で、ウェブサイトで予約を受け付けている。 同施設の一