国産ビールの消費量が年々減少して苦戦するなか、野外やビールレストランなどで行われるビールフェスティバルがブームを呼んでいる。なかでもドイツビールを味わえるイベント「オクトーバーフェスト」はここ数年で開催会場が増加。どの会場も盛況で、集客力のある人気イベントとして全国に広がっている。 全国8会場でオクトーバーフェストを開催するイベント会社「ビー・エフ・シー」によると、今年はゴールデンウィークの東京・お台場会場からはじまり、日比谷、仙台、芝、豊洲、神戸、長崎、お台場と巡回し、計30万人を動員。3会場で開催していた4年前に比べ、来場者数が2倍以上に増えた。 大阪商工会議所などが主催する「収穫祭・大阪オクトーバーフェスト」も昨年第1回目を開催。予想を大きく上回る約8万7000人が来場したことから、今年2回目を開催。期間を前年の10日から14日間に延長し、10万人近くを動員した。 オクトーバーフェス