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ブックマーク / isumi.rail.shop-pro.jp (8)

  • なぜ雪が降ると電車が止まるのか。 | いすみ鉄道 社長ブログ

    いすみ鉄道のようなローカル線は、鉄道会社といっても零細企業です。 こういう小さな会社は、社長が何を考え、どういうポリシ―や方向性で進んでいるのかを皆さまに直接お伝えし、ご理解いただくことが大切だと考えています。 このブログでは、地元の情報やイベントなども併せて、「いすみ鉄道の今日」をお伝えいたします。 どうぞお付き合いくださいますようお願い申し上げます。 東京に15センチか20センチの雪が降って交通機関がマヒをしました。 雪国の友人たちに言わせると、「弱いねえ。こっちならそのぐらいの雪にはびくともしないよ。」となりますが、ではなぜ東京は雪に弱くて、東京の電車は雪が降ると止まるのでしょうか。 その理由はたった1つです。 「準備ができていないから。」 つまり、雪に備える設備がないからです。 雪国であれば、雪が降っても大丈夫なようにいろいろな設備が整っていますが、では、どうして東京には設備が整っ

  • なぜ中国人が騒いだか。 | いすみ鉄道 社長ブログ

    いすみ鉄道のようなローカル線は、鉄道会社といっても零細企業です。 こういう小さな会社は、社長が何を考え、どういうポリシ―や方向性で進んでいるのかを皆さまに直接お伝えし、ご理解いただくことが大切だと考えています。 このブログでは、地元の情報やイベントなども併せて、「いすみ鉄道の今日」をお伝えいたします。 どうぞお付き合いくださいますようお願い申し上げます。 雪で閉鎖されていた新千歳空港で、中国人観光客が騒いだというニュースをやっていました。 「また、中国人か。」 「中国人はどうしょうもない。」 そういう世論狙いの報道だと思います。 私がそう思う理由は、中国人が「なぜ」騒いだか。その「なぜ」の部分がまったく報道されていないからです。 国際線の待合室というのは日を出国後ということですから、お客様は自由に出入りできない状態です。 そういう所に前の晩から閉じ込められたまま、十分なケアもされていない

  • 東横インが1泊1万円になる日。 | いすみ鉄道 社長ブログ

    いすみ鉄道のようなローカル線は、鉄道会社といっても零細企業です。 こういう小さな会社は、社長が何を考え、どういうポリシ―や方向性で進んでいるのかを皆さまに直接お伝えし、ご理解いただくことが大切だと考えています。 このブログでは、地元の情報やイベントなども併せて、「いすみ鉄道の今日」をお伝えいたします。 どうぞお付き合いくださいますようお願い申し上げます。 このあいだ、成田空港の友人と話をしていたら、「ホテルがとにかく満室です。」と言われました。 私が成田空港に勤務していたのはもう6年以上前ですが、その頃は、成田のホテルはガラガラで、各ホテルの営業の人たちが、足しげく航空会社を回っては、宴会プラン、ファミリー宿泊プランなど、どちらかというと地元住民向けの企画商品を売ってまわっていましたし、航空会社の乗務員の宿泊を獲得するために、大変な努力をされていました。 外国から飛んでくる飛行機の乗務員は

  • いすみ鉄道 社長ブログ | 商品を売ってはいけません。

    コーヒーショップという言葉が今でも使われているかどうかはわかりませんが、コーヒーを飲ませるお店の商品は何でしょうか? たいていの皆さんは何の疑いもなく、「コーヒーやドリンク類」とお答えになりますね。 洋服屋さんの商品は何でしょうか? この質問にも、「そりゃ、洋服や衣類でしょう。」と答えられるでしょう。 鉄道会社の商品は何ですか? と質問すれば、 「目的地への移動」ということになります。 でも、当にそうなんでしょうか? 私は、少し違うんじゃないかと考えます。 確かに、スタンドコーヒー店を含めたコーヒーショップの商品は「飲み物」であることは間違いありませんが、水分を補給するだけであれば、自販機で十分なわけで、どうしてお店に入るのかと考えた場合、他の理由があるはずです。 例えば現在改装工事中のJR千葉駅の通路にコーヒーショップがあります。 仮設の通路にわざわざコーヒーショッ

  • いすみ鉄道 社長ブログ | 団塊の世代の旅行需要

    毎年夏になるとテレビや新聞で戦争の話をします。 昭和20年に戦争が終わって今年で68年です。 私は昭和35年生まれですから、戦後15年の時代に生まれましたし、小学校で戦争の話を先生から聞かされていた時は戦後25年ぐらいということになりますから、今思えば、まだまだ戦争の色が各所に残っていたのだろうと思います。 私の担任の先生は当時30歳前でしたが、台湾生まれでしたし、中国から引き揚げてきたなんて話をしていた大人たちは、30代から40代にもたくさんいました。 そう考えると、そういう話を直接聞いて今でも記憶している私自身も、かなり古い人間ということになりますね。 さて、団塊の世代という言葉をよく聞くと思いますが、団塊の世代というのは、戦後のベビーブームと言われる昭和22年から24年ぐらいにかけて生まれた人たちを指すようです。 戦後2〜4年で生まれたということは、戦後68年の今年、彼ら

  • 団塊の世代の旅行需要 その2 - いすみ鉄道 社長ブログ | 20130823

    New Entries 団塊の世代の旅行需要 その2 (08/23) 団塊の世代の旅行需要 (08/22) ビール列車ファイナル 緊急追加運転 (08/21) あなたは古いのが好きですか? それとも (08/20) 木原線 未成区間の旅 (08/19) Categories MY グルメ (4) Yes ! 国吉 (21) いすみ鉄道 商品 (98) いすみ鉄道社長 (208) がんばれニッポン! がんばれ房総! (7) がんばれ大多喜 (8) その他の話題 (230) イベント情報 (155) オンラインショップ (9) ムーミン谷の人々 (10) ムーミン列車 (56) 駅の話 (31) 沿線情報 (163) 思い出話 (3) 自己流ビジネス論 (129) 車両情報 (10) 昭和のDC キハ52・キハ28 (99) 昭和の思い出話 (24) 成田空港の話 (14) 鉄道情報 (79)

  • いすみ鉄道 社長ブログ | 何もしないことは犯罪なのです。

    カプコンというゲームメーカーからお話をいただいて、大多喜でコミケをやろうという話になりました。 私が営業して取ってきた話で、数年前のことです。 戦国バサラという人気のゲームソフトに多忠勝がロボットで出てきて、徳川家康を肩に乗せて飛ぶシーンがとても人気があって、多忠勝といえば大多喜ですから、私は京都の太秦まで打ち合わせに行って、大多喜で戦国バサラのイベントをやろうと企画書も作って町役場に提案しました。 いすみ鉄道が提案するのですから、このイベントだって京都から忠勝ロボを持ってくる費用を含めて予算は50万円。 お祭り一発に800万も予算を使うことから見たら、屁みたいなものです。 折しも大多喜は町を挙げて「NHK大河ドラマ誘致」を目指していたから、誰がどう見てもこのイベントはピッタリだと思ったのですが・・・・ その企画を聞いた担当者がただ一言 「社長、そんなことやってどうすんの

  • いすみ鉄道 社長ブログ | キハ52とキハ28

    昭和のディーゼルカーを購入して保存鉄道のようなビジネスをする。 いすみ鉄道でやっているのはそんなビジネスプランだとお考えの皆様も多いと思いますが、実はそんな簡単なことではありません。 なぜなら、鉄道車両だけあってもダメだからです。 キハ52がいすみ鉄道で走って、皆様方が遠くから足しげく通ってくれるのは、いすみ鉄道が走る沿線の風景が、昭和の日の原風景を思わせる素晴らしいもので、駅前広場とそれに続くかつての商店街の雰囲気が、とても良いからです。 鉄道というのは、単体で成り立つものではなくて、取り巻く地域全体の中で光ってこそ素晴らしいもので、そこに、人間の生活臭さが入れば、その情景の中に身を置きたくなる。 町はずれの小さな神社の秋祭りや、小川のせせらぎ、虫取り網を持って走り回る麦わら帽子の子供たち。 鉄道車両だけではなくて、そういうすべてのシーンが、私たち日人が愛すべき、そして守

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