「GeForce GTX 960M」搭載のゲーマー向けノートPCを動かしてみた MSI GE62 2QD Apache Text by 宮崎真一 日本時間2015年3月12日20:00,NVIDIAはノートPC向けGPU新製品「GeForce GTX 960M」(以下,GTX 960M)の情報を明らかにした。公式な発表はないので,いわゆるサイレントローンチということになる。 GE62 2QD Apache(型番:GE62 2QD-023JP) メーカー:MSI 問い合わせ先:MSIサポートページ 予想実売価格:19万円前後(※2015年3月12日現在) GeForce 900Mシリーズでは,「GeForce GTX 980M」(以下,GTX 980M)が,デスクトップPC向けGPU「GeFoce GTX 980」比で70〜80%程度の性能を発揮していた(関連記事)。「ノートPC向けGPUは
「アスク税」とは何か 〜ゲーマーのためのグラフィックスカード流通事情講座 編集部:佐々山薫郁 アスク公式Webサイト 「アスク税」(もしくは「ASK税」)という言葉を聞いたことがあるだろうか。 PCパーツ業界に存在する販売代理店の中でも,アスクという企業は,群を抜いて有名だ。オンラインで「アスク税」と検索すれば,すぐに「アスクが取り扱うPCパーツ製品は,海外における市場価格よりも国内価格が非常に高い。それは,アスクが大きな中間マージンを取っているからだ」的な言説に,すぐ辿り着くことができるだろう。 では,その言説は正しいのか。というかそもそもアスク税とは何なのだろうか。アスクという会社は,さまざまなジャンルでさまざまなメーカーの販売代理店になっており,すべてについて語ることはできないため,今回は,4Gamer読者にとって最も身近なPCパーツであろうグラフィックスカードに絞って,アスク税の正
はじめに 普段はMacBook(Air/Pro)の携帯性を活かせて、本気の開発とか、デモとか勉強会とかするときは外付けでブースターつけるとGPUがめっちゃ速いとしたら、いいなと思っていました。どうせなら、Oculus Rift 製品版(CV1)の推奨性能を満たすところまでいけると良いですよね!ということで、MacBook Pro Retina 13インチ (Early 2015) にthunderbolt外付けで Geforce GTX970 を接続するお話です。ちなみに、こういう外部GPUというのは、海外では 「eGPU」 (external GPU)というカテゴリのようです。 結果、どんな感じになるかというとこんな感じです ↓ でwきwたw eGPU GTX970 + MacBook Pro 13 Win8.1 + Oculus DK2 結局でかいOptimusなので、@cubic9c
「グラフィックスメモリを3.5GB以上使う局面で,GTX 970の性能が低下する」現象を,実際に確認してみた ライター:宮崎真一 GTX 970 GPU 2015年1月26日の記事でお伝えしたとおり,NVIDIAは,「GeForce GTX 970」(以下,GTX 970)において,グラフィックスメモリの使用量が3.5GBを超えると性能が大きく低下するとして,海外で注目を集めていた問題,いわゆる「GTX 970 3.5GB VRAM Issue」についての公式見解を示した。 そもそもこの問題は,GTX 970の発表後,2014年10〜11月くらいから,少しずつ話が大きくなっていったものである。 「GTX 970で,グラフィックスメモリ容量が4GBであるにもかかわらず,実際には3.5GBしか使われていない」という指摘が最初だったように記憶しているが,この問題は「Middle-Earth: S
© 2013, NVIDIA CORPORATION. All rights reserved. Code and text by Sean Baxter, NVIDIA Research. (Click here for license. Click here for contact information.) Modern GPU is code and commentary intended to promote new and productive ways of thinking about GPU computing. This project is a library, an algorithms book, a tutorial, and a best-practices guide. If you are new to CUDA, start here. If you'r
GPU黒歴史も、そろそろネタが尽きてきた。ということで、CPU黒歴史の最終回と同じように、細かい製品をいくつかまとめてご紹介したい。 名機の後継者は性能上がらず Weitek P9100 Weitekという会社は、元々は「非」互換FPUを製造するという、ちょっと面白いメーカーだった。設立は1981年のことで、インテルを退社したエンジニアたちが集まった会社だ。 Weitekが最初に作った製品は「Weitek 2167/3167/4167」である。名前から想像できるように286/386/486向けのFPUであるが、インテルのFPUである287/387/487とは互換性がないので、インテルも特許侵害で訴えようがないものだった。パッケージも独自なら、命令セットも独自。CPUから見ると、あるI/Oポートアドレスにコマンドを送ると、結果が別のI/Oポートアドレスに返ってくるという、コプロセッサーと言う
今回からは久々に黒歴史編を再開する。テーマはグラフィックチップ(GPU)である。GPUはそもそもベンダーの数が多く、その一方で事業規模が小さい会社が多いこともあって、CPUほど黒歴史製品がない。というよりも、一発出してコケると事業部ごと消えたり、下手をすると会社そのものがなくなったりするからなかなか難しいものがある。そうは言っても、ネタがいろいろあるのは事実なので、このあたりをゆっくりひもといてゆきたいと思う。 初の製品で市場を席巻 3D専用チップVoodooがヒット さてその栄えある(?)第1号の話を何にするかはだいぶ悩んだのだが、いにしえに一世を風靡した「3dfx」のグラフィックチップ「VSA-100」をご紹介したい。当初は3Dfx Interactiveという社名でスタートしたこのメーカーは、独立系のファブレスグラフィックチップベンダーとして1994年に創業された。創業メンバーはSG
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