『敵国がいつまでも協調的でないという確実さは、不確実な未来において唯一動かない事実のように思われてくる。国家は明らかに個人よりも、頑迷かつ非良心的な敵に対面して判断の健全性を保つことが難しいのである。憎しみは精神の内に残った平静さのすべてを攪乱し、復讐心は精神的健康の溜め池を泥沼化するのである。今日の状況を省みるならば、わが国の政治家のうちのもっとも健全な判断力をもつ人であっても、もっとも低級な政治家たちが開発悪用してきた方法であるのだが、国民の恐れや憎しみの気分に、自らの政策を合わせることが好都合と思い出した。こうしてこの国の外交政策は、一種の動脈硬化による硬直化に襲われている。敵がそれほどきびしく憎悪されてよいかということは不断に証拠をもって検証されねばならない。』(ラインホールド・ニーバー「アメリカ史のアイロニー」P220) 最近ラインホールド・ニーバー著「アメリカ史のアイロニー」読
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