[東京 25日 ロイター] 任天堂7974.OSが裸眼3D(3次元)対応の「ニンテンドー3DS」を26日に発売し、年末にはソニー6758.Tのゲーム子会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機「NGP」を投入することで、7年ぶりに携帯ゲームの対決が再燃する。 旧世代機のDS・PSPが同時発売された2004年末と違うのは、スマートフォン(高機能電話)や交流サイト(SNS)など新たな携帯ゲーム勢力の台頭だ。新興勢力とは競合する一方で、一部で連携の動きも出てきており、携帯ゲームをめぐる競争の構図は複雑化している。 <DSとPSPの勢力図に変化起きるか> 現行のニンテンドーDSは04年12月の発売で、昨年12月末までの6年間で1億4459万台を売り上げた。実質初年度の05年度の販売台数は1146万台、08年度には3118万台のピークに