米国家安全保障局(NSA)が、イスラム「急進派」に属する6名について、偽善的な行為を指摘してこれらの人物の権威を失墜させる目的で、オンラインにおけるポルノ閲覧の履歴や金銭上の不正行為を監視し、暴いていたと、新たな報道が伝えている。 The Huffington Postが米国時間11月26日に報じた記事では、「急進派に属する者は、公私の行動が一貫していない場合、権威という面で特に弱体化しやすいようだ」という、2012年10月3日付のNSA報告書の文面を引用している。この報告書は、NSAの元契約社員Edward Snowden氏のリークにより公開されたものだ。 報告書によると、そのような弱点には、個人的な支出への寄付の流用、法外な講演料の請求のほか、「性的に露骨な素材をオンラインで見ることや、未熟な少女と交流する際に性的に露骨な表現で相手をそそそのかすこと」などがあるという。 「こうした弱点