●Alex Tabarrok, “Space Tourism Still Not Ready for Flight”(Marginal Revolution, November 1, 2014) 「あと10年もしたら、10万人が宇宙旅行に出かけることになる」とバート・ルータン(Burt Rutan)が予測したのは10年前。その当時、私は「宇宙旅行はもうすぐそこに迫っているか?」(“Is Space Tourism Ready for Takeoff?”)と題した記事を書いて、かなりの反響を呼んだ。私の答えは「ノー」というものだったが、それは10年後の今も変わらない。 宇宙旅行をめぐるビジョン(構想)の数々にはワクワクさせられるが、宇宙旅行はビジネスとして成り立つまでにはまだ至っていないと言わざるを得ない。障害となっているのは、金銭(費用)面の問題ではなく――宇宙旅行のためならば、大枚をはた
![アレックス・タバロック 「宇宙旅行への道は険し」(2014年11月1日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)