火曜日は不審電話にご用心―。静岡県警が昨年県内各署に届けがあった振り込め詐欺とみられる不審電話を分析したところ、火曜日に集中する傾向があることが分かった。息子や孫をかたる手口は夜間から深夜にかかってくるケースが多かった。県警は分析結果を近くホームページに掲載して注意を呼び掛ける。 県警生活安全企画課によると、昨年は2694件の届けがあった。電話がかかってきた日を曜日別に見ると、火曜日が805件で最も多く、全体の約3割を占めた。次いで水曜日が595件、木曜日が540件。一方、家族が自宅にいる可能性が高い土曜、日曜日はそれぞれ26件、71件と少なかった。 同課の担当者は「月曜日は祝日や振替休日に当たることが多いため、休み明けの火曜日に集中するのではないか」とみている。 不審電話の届けは、前年より66件増えた。手口別では、息子かたりが7割近い1854件に上り、警察官かたり150件、還付金名