感想に関するnemunetaのブックマーク (8)

  • 月蝕歌劇団の公演を見に行った記録

    なんかひょんなことから月蝕歌劇団の公演を観てきた。 『怪人二十面相 黒蜥蜴復活篇-ガス人間第二号とフランケンシュタイン-』 『ピーターパン 月蝕版』 自分にとっては初めての月蝕歌劇団。 忘れてしまわないうちに記憶を記録に変えるため、レビューを残しておくことにする。 (月蝕歌劇団を知らない人は目の前の箱でググってほしい) . ■全体として 劇団が標榜しているところの“アングラ”とは何か、つかんだ。 マジックリアリズムと大衆演劇の合体だ。 これ、過去の演目を見る限り、そう間違ってはいないはず。 自分のボキャブラリでいうと、ボルヘス、池澤夏樹、イタロ・カルヴィーノ、筒井康隆、このあたり(マルケスは積ん読状態なので知らん)。 『怪人二十面相』やら『ピーターパン』やら、もとからマジカルな舞台設定の既存作品をさらに2つも3つもカットアップ、マッシュアップして、"魔法世界の中で、さらに有りえねぇ超現実が

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  • なぜスターウォーズ 最後のジェダイはダメなのか

    ※ この記事にはネタバレが含まれています。 公開初日に最後のジェダイを見て来たのだが、何とも言えないモヤモヤが残り続け 自分の中ではずっと評価保留になっていた。 色々と他人の感想を聞くにつれ、モヤモヤの正体が見えてきたので聞いてほしい。 前作であるep7「フォースの覚醒」はパーフェクトではなくとも、それなりに楽めた。 ep6「ジェダイの帰還」から作中でも実世界でも30年越しの新作、ファンとして興奮しないわけがない。 ep7を鑑賞した後、次回作の展開について頭の中で空想を巡らせた。初めてスターウォーズを見た子供のように。 レイやスノークの正体は?ルークはどんな活躍をするのか?カイロ・レンはアナキンの後継足り得るのか? 今になって思えば、公開前までが一番ep8「最後のジェダイ」を楽しむことができた、幸福な時間だった。 実際にep8を鑑賞すると、想像していたような展開は何一つとして実現せず、常に

    なぜスターウォーズ 最後のジェダイはダメなのか
  • そんなにハッピーエンドがいいの?

    色んなアニメ(時代問わず)見てて、なんかバッドエンドの作品が少ないなぁと感じる。もっとバッドエンドのアニメが見たい。ジョージ・オーウェルの「1984年」みたいな終わり方の作品無いのかな。 バッドエンドとハッピーエンド 出来不出来のバッドエンドじゃなくて、悲しい結末の方のバッドエンド。バッドエンドの作品は「どうしてこんなことに…」とか「どこで選択を間違えたんだ」「あの時のあれはフラグだったんだ…」みたいな余韻を楽しむのが好き。一方ハッピー・エンドは「いろんな困難もあったり、選択を間違えたりしたけれど、とりあえず良い結末になってよかった」みたいに感じてしまって、そういう余韻を楽しむ気が起きないのが寂しい。ハッピーエンドもバッドエンドも、最後「登場人物の未来に思いを馳せる」という余韻は共通なのだけれど、それは作品を何度も見返すようなモチベーションに繋がりにくいところがあるので…。 なんでバッドエ

    そんなにハッピーエンドがいいの?
    nemuneta
    nemuneta 2017/12/27
    この間バッドエンド作品観て心底疲れたのでハッピーエンド派に転向します
  • 少女終末旅行が最高すぎたので何が素晴らしいのかを言語化してみる

    少女終末旅行は素晴らしい。さっき最終話を見たばかりのワタシからすればこれはもはや自明なのだが、もしかしたら明日朝起きたワタシにとってはそれはもはや説明を必要とするような感覚かも知れない。だが、ワタシはこの気持を忘れたくないので、一度言語化してみる。言語化することによって記憶は記録となる。記録を残すと思い出はより高い精度で再生する事が可能になり、明日以降のワタシも少女終末旅行の素晴らしさを忘れないでいることが出来る様になるのだ。話が逸れてきた。興奮しているようだ。落ち着け。 落ち着いた。続きをかく。 ここ数話の少女終末旅行を見てワタシの記憶に蘇ったのは2つのアニメだ。1つはけものフレンズ、もう1つはテクノライズ。どちらも素晴らしいアニメだ。片方は滅びた後の優しい世界を描いた作品であり、もう片方は滅びゆく優しくない世界を描いている。少女終末旅行の世界は優しくない世界の名残が各所に残る優しい世界

    少女終末旅行が最高すぎたので何が素晴らしいのかを言語化してみる
  • EXILE化する宇宙 スターウォーズ/最後のジェダイ - Everything's Gone Green

    このエントリは「スターウォーズ/最後のジェダイ」のネタバレを激しく含みます。 EXILE TRIBEがことさらに「継承」の物語を好むことはよく知られています。すでに数世代を重ね、人数もどんどん増加するEXILE一族。彼らにとって「EXILE」とはダンス&ボーカルグループの名前であると同時に、思想であり、生き方です。たまに「なんでEXILEってあんなに人数いんのwwww」という人がいますが、それは、それだけの人数にEXILEという思想が継承されたからなのです。 「スターウォーズ/最後のジェダイ」もまた、継承の物語でありました。新世代のキャラクターであるレイとカイロ・レンに対し、旧世代のキャラクターであるルークとレイアが、成功も失敗も含めて自らの生き方を伝承し、そして去っていく。そんな物語です。 伝説のジェダイでありながら、今作のルークは引きこもり状態からスタートします。銀河大戦期の英雄であり

    EXILE化する宇宙 スターウォーズ/最後のジェダイ - Everything's Gone Green
  • 貢ぐことは貢ぐ人間にとって目的ではない。 目的は、好きな相手から注目..

    貢ぐことは貢ぐ人間にとって目的ではない。 目的は、好きな相手から注目や好意を得るということである。貢ぐことは、そのための手段である。 そのための有効な手段は貢ぐことであるという確信を、貢ぐ人は持っている。 多少極端な表現になるが、貢ぐ人は貢がれることを求めているのである。 ありのままの、実際の自分で、他人から十分に認めてもらえたり、好かれたりすると感じていれば、 そのような人は貢ぐ必要がないわけである。 しかし、どんなに貢いでも、心の底にある自己無価値感がなくなるわけではない。いやむしろ強化されるのである。 貢げば貢ぐほど、ありのままの実際の自分は価値がないという感じ方は強化されるのである。 (省略) 従って、好きな人ができて貢ぎはじめる人をよく観察しているとわかることがある。 それは、自分が好きでない人には献身を求めるということである。 自分の方が好きではなく、相手が自分を好きだという場

    貢ぐことは貢ぐ人間にとって目的ではない。 目的は、好きな相手から注目..
    nemuneta
    nemuneta 2017/12/07
    南瓜とマヨネーズ観てツチダ(ヒロイン)のことを考えてる時見つけた
  • イエモンのドキュメンタリー映画

    特に猛烈なファンというわけでもなく、何気ない気持ちで観てみたんだけど、アラフォーの自分にはじわじわ刺さる作品だった。 ネタバレに触れるかもしれないが(そもそもドキュメンタリーにネタバレがあるのかわからないが)、簡単に感想を書く。 「90年代に活躍した伝説のバンド」みたいな扱いになっているが、イエローモンキーって当時の日音楽シーンでは、どメジャーって感じでもなかった気がする。 カラオケでJAMを歌うやつはたくさんいたけど、GLAYとかラルクに代表されるような90年代に流行ったV系バンドほど人気があるわけでもないし、MICHELLE GUN ELEPHANTとか、エレカシほど硬派で骨太なイメージもない。 当時流行ったUKロックとか、グランジとか洋楽が好きなやつからはダサいと馬鹿にされていた。そんな立ち位置。 でも見た目は日人離れしてかっこよかったかな。だから女子のファンが多かった。 20

    イエモンのドキュメンタリー映画
  • 「ブレードランナー」というタイトルの謎、一体何を意味する言葉なのか?

    1982年に公開された映画「ブレードランナー」の中で、主人公であるリック・デッカードは「ブレードランナー」と呼ばれる捜査官ですが、「ブレードランナーとは一体何なのか?」ということの説明はありません。この「ブレードランナー」という造語は、実は原作となる「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とは別の2人の小説家による作品で使われていたもので、当はどういう意味なのか、なぜブレードランナーはブレードランナーと名付けられたのかなどが、Vultureにて明かされています。 Why Is ‘Blade Runner’ the Title of ‘Blade Runner’? http://www.vulture.com/2017/10/why-is-blade-runner-the-title-of-blade-runner.html ブレードランナーの原作はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは

    「ブレードランナー」というタイトルの謎、一体何を意味する言葉なのか?
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