コンサルタントの仕事の一つに、学問的に研究されている内容を現実に適用してみる、いうものがある。 人事コンサルタントの世界にももちろんそれはあって、そもそもは目標管理とかコンピテンシーだってそういった活動の一環だった。 今僕が着目しているのは、硬い言葉でいえば人的資本の積み上げ方法、なのだけれど、ぶっちゃけていえば「ビジネスパーソンがよりよい経験を積むにはどうすればいいのか」というものだ。 これには2つの視点がある。 ひとつは、ビジネスパーソンとしての「自分自身の経験の積み方」だ。 自己啓発書で示される内容などがこのジャンルに入る。多くの自己啓発書に意味がない、という言われ方をするけれど、僕は決してそうは思わない。 ただ、本を読んだだけで行動をしなければ意味がない、ということにはまったく同意するのだけれど。 で、ふたつめ。 こちらの方がより重要だと考えているのが、「経営者としての経験の与え方
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