きょう2月22日は「2(ニャン)月、2(ニャン)2(ニャン)日」の語呂合わせで「猫の日」です。猫が名前に付いた食べ物として、ご飯にみそ汁をかけたり、かつお節をかけたりした「ねこまんま」がありますが、「ねこまんまを食べるのは行儀が悪い」とよく言われます。それはなぜでしょうか。 そもそも、「ねこまんま」がどのようなものなのか地域によって違いがあるようで、また、「ねこまんま」が当の猫にとってよい食べ物なのかも疑問です。ねこまんまに関するさまざまな疑問について、専門家に聞きました。 関東と関西で食べ方に違い まず、和文化研究家で日本礼法教授の齊木由香さんに聞きました。 Q.そもそも、「ねこまんま」とはどのような食べ物のこととされているのでしょうか。 齊木さん「『ねこまんま』とは、ご飯にかつお節としょうゆをかけたもの、または、みそ汁などをかけたご飯のことをいいます。『まんま』は『ご飯、めし』の幼児語