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ブックマーク / bijutsutecho.com (5)

  • DIC川村記念美術館の存続を求める署名を佐倉市が開始。「文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」

    DIC株式会社が、運営するDIC川村記念美術館の休館を決めたことについて、佐倉市が同市での存続を求める署名活動を開始した。 市は「DIC川村記念美術館は、世界的に貴重な作品を数多く所蔵する国内屈指の美術館であるとともに、芸術・自然・建築が高いレベルで調和するひとつの『作品』」としたうえで、「移転・閉館といった運営方法の見直しは、我が国の文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」と訴えている。 担当しているのは佐倉市の魅力推進部文化課を事務局とする「DIC川村記念美術館の佐倉市での存続を求める会」。オンラインと窓口提出および郵送にて9月30日まで募っており、ウェブサイトでは現在の署名数も表示されている。 なお、件に関してはコレクションの国外流出を憂慮する声もあり、実業家でアートコレクターの前澤友作氏も「もしコレクションを売却するという方向なら、数々の名作が日から出ないように、まずは日の買

    DIC川村記念美術館の存続を求める署名を佐倉市が開始。「文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」
    neputa
    neputa 2024/09/06
  • DIC川村記念美術館が休館へ。美術館運営の位置づけを再検討

    DIC川村記念美術館が休館へ。美術館運営の位置づけを再検討DIC川村記念美術館を運営するDIC株式会社が、美術館運営の位置づけを再検討。2025年1月下旬からの休館を決定した。 DIC川村記念美術館 DIC株式会社(以下、DIC)が運営する千葉・佐倉市のDIC川村記念美術館が、2025年1月下旬から休館することを決定した。 DICは同館とコレクションを保有資産という観点から見た場合、資効率という側面においては必ずしも有効活用されていないと評価。資効率の改善を経営課題として掲げる同社としては、社会的価値と経済的価値の両面から、美術館運営の位置づけを再検討すべき時期にあると結論づけ、外部の視点から同社取締役会への助言を得るための「価値共創委員会」を設立したうえで議論してきた。その結果をまとめた委員会から同社取締役会への助言内容が、8月9日開催の同取社締役会において提出された。 価値共創委員

    DIC川村記念美術館が休館へ。美術館運営の位置づけを再検討
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    neputa 2024/08/27
    高村薫の『太陽を曳く馬』の装丁を見て、いつか実際の絵を見に行こうと思いつつ何年も経ってしまった。閉館前に必ず行こう。
  • 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。 文=小田原のどか 民族共生象徴空間とは何か 2020年7月12日、北海道白老郡白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が開業した。来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容に基づいている。 「アイヌ文化の復興と発展のナショ

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    neputa 2020/08/30
  • 2019年度の森美術館は「塩田千春展:魂がふるえる」「未来と芸術展(仮題)」の2展覧会を開催

    塩田千春 不確かな旅 2016 鉄枠、赤毛糸「不確かな旅」(ブレイン|サザン、ベルリン、2016)での展示風景 Photo by Christian Glaeser 東京オリンピック・パラリンピックを翌年に控えた2019年度、森美術館は「塩田千春展:魂がふるえる」「未来と芸術展(仮題)」という2つの企画展を開催することを明らかにした。 6月20日スタートの「塩田千春展:魂がふるえる」は、ベルリンを拠点に、国際的な活躍を見せる日人アーティスト、塩田千春の個展。塩田は1972年大阪府生まれ。96年京都精華大学卒業後、渡独。ブラウンシュバイク美術大学ではマリーナ・アブラモヴィッチのもとで学んだ。これまで南オーストラリア美術館(2018)、ヨークシャー彫刻公園(2018)、国立国際美術館(大阪、2008)を含む世界各地での個展のほか、シドニー・ビエンナーレ(2016)、キエフ国際現代美術ビエンナ

    2019年度の森美術館は「塩田千春展:魂がふるえる」「未来と芸術展(仮題)」の2展覧会を開催
  • いま見直したい、アジアのアヴァンギャルド。東京国立近代美術館で「アジアにめざめたら」が開催へ

    いま見直したい、アジアのアヴァンギャルド。東京国立近代美術館で「アジアにめざめたら」が開催へアジア各地の現代美術の黎明期にあたる1960〜90年代にフォーカスした展覧会「アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960 -1990年代」が東京国立近代美術館にて開催される。10を超える国と地域から絵画から映像、パフォーマンスまで多様なアヴァンギャルド・アートが集まる展は、東京を経て韓国とシンガポールへも巡回予定。会期は10月10日〜12月24日。 東アジア、東南アジア、南アジアを対象に、1960〜90年代に発生した近代美術から現代美術への転換期に焦点を当てる初の展覧会が開かれる。 60〜90年代のアジアは、植民地支配からの独立と急速な近代化、東西冷戦によるイデオロギーの対立やベトナム戦争、 民族間の対立や民主化運動の高揚など、社会を揺るがす大きなできごとが数々起こった。 パブ

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