Published 2022/02/03 14:55 (JST) Updated 2022/02/03 15:05 (JST) 【ロンドン共同】英南西部ブリストルでかつての奴隷貿易商人の銅像を倒した男女4人に無罪評決が出されたことが波紋を広げている。「自由の崇高な擁護者」との評価がある一方、破壊行為を肯定するとも捉えられかねない判断に疑問の声も上がる。負の歴史との向き合い方が問われている。 「(商人を)たたえたり敬ったりするのが適切とは思わないが、歴史から消すのも違う」。黒人奴隷の子孫で英国初の民選の黒人市長でもある、ブリストルのリーズ市長は評決に驚きを隠さなかった。 4人は破壊行為自体は認めており、通常なら有罪のケース。司法関係者は評決が同様の裁判の前例となることを懸念する。
警察官と接触した男子高校生が失明し、沖縄署に投石などがあった後、インターネット上で沖縄に対するヘイトスピーチが少なくとも465件あったことが、市民グループ「沖縄カウンターズ」の調査で分かった。対策条例を検討している沖縄県に深刻な実態を報告し、罰則など効果的な規制を求める。 【写真】沖縄署敷地内でいったんついた火をあわてて消す若者 調査は1月28~31日を対象にした。横行していた「土人」「猿」などの差別語でツイッターを検索したほか、県内2紙などの発信に対する返信、引用を調べた。他のサイトでもヘイトスピーチは多数確認されており、実数はこれをはるかに上回る。 記録したヘイトスピーチを見ると「こんな土人に毎年3千億円もエサ代本土から送ってるとか舐(な)めてんのか」は、沖縄関係予算が全て沖縄限定の恩典であるかのような既存のデマを交ぜた。「大阪府警の土人発言は正しかった」は、2016年当時の松井一郎大
アメリカABCテレビは、著名な黒人俳優のウーピー・ゴールドバーグさんが、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺、ホロコーストについて、番組の中で「人種問題ではない」と発言したことを問題視し、2週間の出演停止処分にすると発表しました。 アメリカの黒人俳優、ウーピー・ゴールドバーグさんは、先月31日、みずからが共同司会を務めるABCテレビの番組で「ホロコーストは人種問題ではない。別の人間に対する非人道的な行いだ」などと発言しました。 これについて、ホロコーストは白人どうしの問題であり、人種問題の対象は黒人など有色人種に限られるとも受け取れる発言だとして、ユダヤ系の団体などが歴史的事実に反するなどと強く反発していました。 ゴールドバーグさんは翌日、番組の冒頭で「ヒトラーとナチスは、ユダヤ人を劣った人種とみなしていたため、実際には人種をめぐるものだった」と謝罪しましたが、ABCテ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く