疲労困憊で包丁すら握りたくない夜、人は世界中どこにいても似たような行動に出る。 どれほど食に情熱を傾けるイタリア人であっても、毎日気合の入った煮込み料理や手打ちパスタを作っているわけではない。むしろ、「今日は絶対に何もしたくない」という極限状態に追い込まれたとき、彼らが無意識に手を伸ばす超省エネメニューが存在する。 それが「ツナ缶のパスタ(Pasta al tonno)」だ。 日本の家庭における「たまごかけごはん(TKG)」や「お茶漬け」に相当する、イタリア版・極限手抜き飯の筆頭格である。両者の構造を比較してみると、文化の違いを超えた「ズボラ飯の極意」が見えてくる。 義理とプライドを捨てた先に生まれる「パスタ・アル・トンノ」イタリアにおける「ツナ缶パスタ」のレシピは、あまりにも潔い。 パスタを茹でる。茹であがったパスタに、オイル漬けのツナ缶をオイルごとぶちあける。混ぜて完成。(好みで黒胡椒
【8月11日 AFP】相次ぐ熱波により干ばつの状況が悪化するなか、フランスでは全国7割近くの地域で水の使用制限が導入されている。仏政府が10日、明らかにした。 欧州では過去3か月間に複数回にわたり熱波が発生し、観測史上最高気温は更新され、何千人もの超過死亡をもたらした。また、干ばつに伴い、大規模な森林火災も起きた。 エコロジー移行省は「特に深刻な干ばつに見舞われるなか、フランスでは気候変動の影響により水資源への負荷が増え続けている」とし、「フランス全土の7割近くが水利用制限の対象となっている」と付け加えた。 8月9日時点で、パリを含むほぼ全域で少なくとも最低レベルの節水注意報が出されており、全101県のうち67県では最高レベルの警報が発令されている。 最高レベルの警報が発令された地域では、水の使用は医療や防災、飲料水、衛生管理といった優先的な用途向けに制限されている。 より低い警戒レベルの
「『見知らぬ男性と3分間ハグ(抱き合う)』をはじめてから90秒ほどたったころ、私は『このまま独りで人生を終えるのも、それほど悪くないのかもしれない』と思い始めていた」 【画像を見る】アメリカや欧州のマッチングアプリ 米誌『The Atlantic』電子版最新号の特集記事は、体験取材をした31歳の女性記者のこんな衝撃的な一文から始まる。 記者が参加したのは、ニューヨーク・マンハッタンのロフトで開かれた独身者向けイベント「The Feels」だった。キャンドルが灯る会場で、参加者はスマートフォンをしまい込み、見知らぬ相手と見つめ合い、ハグし、互いの胸に手を当てて鼓動を感じる。マッチングアプリが生み出した「画面越しの恋愛」とは正反対の、身体感覚を取り戻そうという試みである。 ところが、イベントを終えた記者の胸に残ったのは恋愛への高揚感ではなく、「独りでもいいのではないか」という諦めにも似た感情だ
南米コロンビアで日本時間の10日夜、マグニチュード7.4の地震があり、各地で建物が倒壊する被害が出ています。これまでに100人を超える死者が確認され、現地では救助活動が続いています。 USGS=ア…
昭和11年生まれ、今年90歳を迎えた毒蝮三太夫さん。戦争を知る世代のひとりとして、自身のラジオ番組などを通じ、その壮絶な体験を語り継いできた。 「このあたりだってさ、まだ空襲で亡くなった人たちの骨が埋まってるかもしれねぇんだ」 焼夷弾で空が真っ赤に染まっていた インタビューを行ったのは、東京・墨田区にある毒蝮さんの所属事務所。81年前の1945年3月10日未明、“下町”と呼ばれるこの一帯は大規模な空襲を受け、約27万戸の家屋が焼失。およそ40平方キロメートルが焼け野原となり、10万人以上が亡くなった。毒蝮さんは当時9歳で、この空襲を自宅のあった荏原(現在の東京都品川区)から見ていた。 「空まで真っ赤に染まってね。下町方面から遠く離れたこちらまで、強い風が吹いていた。たまたま風が強い日だったわけじゃない。大きな火事を体験したことがない人はわからないと思うけど、猛烈な火は巨大な上昇気流を生んで
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