ボイス・オブ・ロシア 2009年3月24日 北大西洋条約機構によるユーゴスラビア攻撃時、ロシア首相だったエフゲニー・プリマコフは、NATOのベオグラード爆撃がなければ、イラク侵略もなかっただろうと感じている。NATOのベオグラード爆撃10周年のテレビ・インタビューでプリマコフは語った。 ロシアは十年前、西欧のユーゴスラビア攻撃に、はっきり、反対すると言っていたのだ。プリマコフ首相の行動から見て、ロシアの姿勢に対する疑念の余地はない。プリマコフは、十年前の今日、飛行機でアメリカ合州国に向かっていた。最初のベオグラード爆撃を知ってすぐに、彼は、大西洋上空で、引き返すよう命令を出した。このアメリカ行き飛行の中断について、彼はこう語っている。 ≪これは、訪問を、激励のしるしと受け止められることを望まない人間にとっては普通の対応です。飛行機で大西洋上を飛んでいる間に、私はアルバート・ゴア副大統領に電
wsws.org ジェームズ・コーガン 2008年12月24日 10,000人以上のパキスタン人が、先週水曜日、北西部の都市ペシャワルで、パキスタンを、アフガニスタン占領に対する武装抵抗を弾圧しているアメリカとNATO軍のための補給路として使用することを非難して、デモをした。 デモは、パキスタンの、合法的な主要イスラム教政党、ジャマート・エ-イスラミ(JI)が呼びかけたものだ。これは、カラチ港から、カイバル峠を経て、アフガニスタンへと輸送するトラック運送の通過駅として使用されている地元の供給拠点の車両や装備に対して、過激派がペシャワル地域で遂行した一連の攻撃に対する、暗黙の支持の表明だった。 12月7日と8日に、過激派が、別個の施設三カ所を攻撃した結果、200輌ものトラックや、その荷物であったハンビーや他の軍用品を破壊した。その結果、カイバル峠は、12月15日まで閉鎖された。 現在、80
簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(ファシスト日本?) 2007年4月 24日火曜日、9:50 am ナオミ・ウルフ著、ガーディアン掲載、 2007年4月 24日火曜日 昨年秋、タイで軍事クーデターがあった。クーデター指導者は、まるで買い物リストでももっているかのように、むしろ計画的に、複数の対策を講じた。ある意味で、彼らは「買い物リスト」をもっていたのだ。数日の内に、デモクラシーが閉鎖された。クーデター指導者は戒厳令を宣言し、武装兵を住宅地に送り込み、ラジオ放送局とテレビ局を占拠し、報道制限を発表し、旅行に対する制限を強化し、活動家たちを収監した。 連中は、やりながらこうしたことを思いついたわけではない。歴史をみれば、開かれた社会を独裁制度に変えるための、事実上の青写真が存在していることがわかる。その青写真はこれまで何度も使われてきた。時にひどく残酷に、あるいはさほど残
Justin Podur The Bullet - 2008-09-15 ボリビアの大衆運動は、民主主義と合法的政府を活用して、主権の確立、一層の平等と、発展を推進しようと試みている。国内の一部裕福な県の何人かの知事が率いる「メディア・ルナ」という名の対抗相手は、彼らの計画を止めさせるため、暴力行為や破壊活動を用い、内戦と混乱をひき起こそうとしている。ボリビア政府とエボ・モラレス大統領にとっての難題は、相手の挑発を成功させることなく、暴力行為を止めることだ。この課題に対応すべく、モラレスは、大半の中南米政府の支持を得ている。彼に敵対する連中は、アメリカ合県国政府の支持を得ている。 いずれの側も実証済みのモデルを活用している。ボリビアの進路は、ベネズエラのそれと共通点がある。選挙による改革の道が正しいか否かについて長い議論の後、選挙戦略が入念に計画され、それを支持する社会運動もあり、懐疑的な
2008年8月6日 John Pilger 1945年8月6日広島への原子爆弾投下記念日に、あの原爆で吹き飛ばされた都市のほこりから、現代の戦争までに至る「噓の進展」と、差し迫っているイランへの攻撃について、ガーディアンの為の記事で、ジョン・ピルジャーが語っている。 1967年に初めて広島に行った時には、階段に焼きついた影がまだあった。それはくつろいでいる人間の、ほとんど完璧な跡だ。彼女は銀行が開くのを待ちながら、両足を広げ、背を丸め、片手を脇にして、座っていた。1945年8月6日の朝8時半、彼女と彼女のシルエットが花崗岩に焼き付けられた。(訳注:人影の石)私はその影を、一時間あるいは、それ以上の間、見つめていて、やがて川に向かって歩いてゆき、ユキオという男性と会った。彼の胸には、いまだに原子爆弾が投下された時に着ていたシャツの模様が焼き付けられていた。 原爆の荒野のほこりの中、急ごしらえ
Al-Ahram Weekly 19 - 25 June 2008 Issue No. 902 タリバンのテト攻勢が始まった。「アフガニスタンを支持する」というローラ・ブッシュの明快な呼び掛けは、ご随意に解釈いただきたい、とエリック・ウォルバーグは語る。 先週、アフガニスタンで、二つの画期的な出来事がおきた。イギリス兵の死亡者が100人を超えたこと、そして同盟諸国兵士の公式月間死亡者数が、イラクでの公式月間死亡者数を越えたことだ。ペンタゴン当局者は幹部は5月、16人の同盟諸国兵士がイラクで死亡したが、そのうち14人はアメリカ人であり、一方、18人の同盟諸国兵士がアフガニスタンで死亡したが、うち13人がアメリカ人だった、と語っている。 更に二つの出来事が先週ニュースになったが、いずれも予見が可能だった点ぐらいしか、話題にする価値はない。アフガニスタン大統領ハミド・カルザイが、パリの援助資
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