ロシアによるウクライナ侵略で、ロシア軍の「義勇兵」だった元自衛官の邦人男性(29)が死亡したことが分かった。ロシア側から外交ルートで連絡があったという。 関係者らによると、男性は大阪府在住で昨年11月ごろ出国し、今年6月3日、ウクライナ東部のドネツク州で爆風に巻き込まれるなどして亡くなった。外務省は個人情報保護を理由に身元などを公表しておらず、出国後、どのような行動をとったか詳細は不明だ。 民間の日本人の紛争参加では、同盟国や友好国側を攻撃することで外交問題に発展する恐れもあり、日本政府は対応に苦慮してきた。