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ブックマーク / business.nikkei.com (36)

  • グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも

    江崎グリコは4月3日に基幹システムの切り替え作業時にトラブルが発生し、物流センターにおける出荷データなどに不具合が生じた。同社製品のほか、江崎グリコが販売を請け負うキリンビバレッジの「トロピカーナ」なども出荷停止を余儀なくされている。障害発生から2カ月以上たってなお、主力商品の出荷を再開できない深刻な事態だ。 ユニ・チャームでも5月上旬に基幹システムを更新した後にトラブルが起こった。大規模な混乱にはならなかったが、公式通販サイトでは6月中旬時点で、紙おむつなどの到着に1週間~10日ほどかかる状況だ。ユニ・チャーム上席執行役員の上田健次ESG部長はこの遅れについて、「小売店向けの出荷を優先して正常化させたため」と説明する。 3社のトラブルはともに基幹システムの障害を発端としたものだが、今後同様のトラブル事例が増える可能性は高い。日独特の商習慣など複数の原因が絡み合い、システム刷新を難しく

    グリコ出荷再開へ システム障害招く「25年の崖」経済損失12兆円にも
    netafull
    netafull 2024/06/26
    “当時の試算では、25年以降に年間で最大12兆円の経済損失が発生すると予測。特に日本で普及した独SAPの旧型システムのサポートが終了することから対応は喫緊の課題とされてきた。”
  • すかいらーく、ジョナサン・ガストをカフェに続々転換 インフレ克服へ

    JR三鷹駅から徒歩約12分。すかいらーくホールディングス(HD)社の目の前に、同社が展開する郊外型カフェ「むさしの森珈琲」の武蔵野西久保店(東京都武蔵野市)がある。ゆったりとくつろげるソファを配置した店内には、こだわりのコーヒーを飲みながらを読んだり、談笑したりする女性客やシニア客が多い。 この場所には以前、ファミレスの「ジョナサン」があった。だが、近隣にあるジョナサンの店舗とのカニバリ(共い)が懸念されたことからコロナ禍のさなかの2021年7月に業態転換した。 ファミレスからカフェに変わったことで来店動機も変化。事をするだけでなく、店にいる時間を楽しむ客が増えた。ジョナサン時代からテラス席を用意していたが、「むさしの森珈琲になって目に見えて利用が増えた」と同社執行役員店舗開発部マネージングディレクターの梅木郁男氏は話す。 数字でも転換効果がはっきりと出た。厚切りトーストなどを提

    すかいらーく、ジョナサン・ガストをカフェに続々転換 インフレ克服へ
    netafull
    netafull 2024/02/10
    “専門性が高い業態は質の高いメニューを提供するため、その分価格を引き上げやすい。”
  • 仕事辞めVRタレントで生計  仮想世界に新たな職業と経済圏

    仕事辞めVRタレントで生計  仮想世界に新たな職業と経済圏
    netafull
    netafull 2023/09/09
    “みすてぃあのフレンドの一人「リーチャ隊長」は最近、実社会での仕事を辞めた。「VRChatをはじめとしてVR空間に関連する活動だけで生計を立てている」と語る。”
  • マスク氏、Twitterを捨て「X」に スーパーアプリ化の奇策に疑問の声も

    マスク氏、Twitterを捨て「X」に スーパーアプリ化の奇策に疑問の声も
    netafull
    netafull 2023/08/10
    “17年積み上げてきたブランド価値を捨て、米国ではポルノを意味することもある文字へと変えてしまう。盾突くものは解雇してしまうので「周囲にはいさめる人もいない」(カープ氏)”
  • 小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。

    日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いたべーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。65歳でした。 小田嶋さんには、日経ビジネス電子版の前身である日経ビジネスオンラインの黎明(れいめい)期から看板コラムニストとして、支えていただきました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した「晩年は誰のものでもない」を再掲します。 時の権力者だけでなく、社会に対して舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り込む真のコラムニスト。その小田嶋さんがつむぐ1万字近い原稿を、短い言葉でどう表現するか。記事タイトルを短時間で考える担当編集者にとっては、連載の公開前日は勝負の1日でもありました。 再掲載するコラムは療養中の病室から送っていただいた原稿です。「晩年」という言葉やそれを何も考えずに使う社

    小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
    netafull
    netafull 2022/06/26
    浦和レッズサポーターにR.I.P. “ライターとして独立できるのかどうかは、ひとえに「いま食えている仕事を投げ出すことができるのか」にかかっている。”
  • 企業再生のカギは「士気」、日本電産・永守氏が語る買収成功の秘策

    AI人工知能)やサブスク……。新しい技術や急成長するビジネスが登場するたびに、世間にはバズワードが流布する。だが、持続的に成長していくには、ブレない経営の軸が必要だ。「同時代性の罠(わな)」に惑わされないための、60分の思考訓練。毎回、注目企業のケースについて、一橋ビジネススクール教授の楠木建氏と社史研究家・杉浦泰氏が解説する。 第5回のテーマは「日電産」。創業者の永守重信会長が陣頭に立ち、数々の逆境を乗り越えて世界有数のモーターメーカーとなった同社の経営を、過去に遡って分析する。 今回はウェビナーに先立ち、1997年に日経ビジネスに登場した、当時社長だった永守重信氏の編集長インタビューを再掲載する。中小型のモーターを中心に業容を広げるため、 優秀な人材や技術を抱えながらムダの多い会社買収し、傘下に収めて以降は自ら毎週通い「意識改革」を指導、業績改善につなげていると語っている。 ■こん

    企業再生のカギは「士気」、日本電産・永守氏が語る買収成功の秘策
    netafull
    netafull 2022/06/07
    “ムダがなくて、みんながよく働いているのに赤字だという会社は再建の見通しが暗いですね。”
  • イオンのある街は「住みやすい」 都市の生活様式の押しつけはやめよう

    イオンのある街は「住みやすい」 都市の生活様式の押しつけはやめよう
    netafull
    netafull 2022/05/06
    “イオンに行くことが約30年間、当たり前になっている地域に対して、「コンパクトで歩ける街に変えよう」「シャッター商店街を再生しよう」というのは、もしかしたら東京の人の価値観の押しつけなのかもしれない”
  • 世界で人気の「ポカリスエット」 実はメキシコ生まれのアイデア

    世界で人気の「ポカリスエット」 実はメキシコ生まれのアイデア
    netafull
    netafull 2021/12/06
    そうだったんだゲータレード “チーム名の「ゲーター」と、レモネードなどの言葉にも含まれる飲み物を意味する語句「エード」を掛け合わせて名付けられたという。”
  • 死ぬこと以外かすりキス?

    なんと、黒川弘務東京高検検事長が辞意を表明した。 2020年に入ってからというもの、毎日のようにびっくりすることばかりが続いていて、何かに驚く感受性自体が、たとえば去年の今頃に比べて、50%ほど鈍化した気がしているのだが、それでも今回のこのニュースには仰天した。 黒川氏は、5月21日発売の「週刊文春」誌がスクープしている新聞記者との賭け麻雀の事実関係を認めて、辞意を漏らしたもののようだ。 してみると、3日前(18日)に政府が検察庁法の改正案の今国会での可決成立を断念した理由も、安倍総理が説明していた「国民の皆様のご理解なくして前に進めて行くことはできない」という筋立ての話ではなかったことになる。 「ネット世論が政治を動かした」 というわたくしども野良ネット民の受け止め方も、こうなってみると、ぬか喜びというのか、勘違いだった可能性が高い。 政府が法改正を断念した理由は、あらためて考えるに、黒

    死ぬこと以外かすりキス?
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    netafull 2020/05/22
    “私の負けだ。あなたたちは、「文春砲」なる調子ぶっこいた名前を名乗るに足る仕事をしている。”
  • 「地下のダム」という発想が関東を水害から救う:日経ビジネスオンライン

    閉ざされた空間の中に巨大なコンクリート柱が林立し、なにやら荘厳な雰囲気すら漂わせる神殿のような建造物。関東平野の地下に設置されている首都圏外郭放水路の一部だ。雨に弱い首都圏を守るために造られたこの巨大施設を“防災の鬼”渡辺実氏は「現代建造物最大の発想の転換」だという。一体どういった発想をそう評価しているのか。すべてが明らかになる。 作家・幸田文(1904~1990年)は幼年時代、隅田川の流れの近くに住んでいた。晩夏に降る大雨のおかげで、毎年のように水びたしになる地域だった。近所の子どもたちも大水には慣れっこで、雨の降る音、風の音を口で真似たり、着物をまくって歩くかっこうでふざけたりの洪水ごっこをして遊んだという。 文が6歳、1910年の大水害では関東だけで800人を超える犠牲者を出した。 関東の水害対策について“防災の鬼”渡辺実氏はこう語る。 「江戸時代、下町において水害から人々を守る治水

    「地下のダム」という発想が関東を水害から救う:日経ビジネスオンライン
    netafull
    netafull 2019/10/14
    “まさにダムのシステムなんですよね。首都圏だから建物が高密度に建設されていて、大きな溜池やましてやダムなどを造るスペースはありません。だったら地下に造ってしまえ”
  • お笑いブームの寂しい着地点

    この半月ほど、お笑いタレントが舞台やネット動画コンテンツの中で披露したネタが炎上するケースが連続している。 まず話題になったのは、女性コンビのAマッソのケースだ。9月22日に開催されたお笑いライブのステージで、「大坂なおみに必要なものは」「漂白剤」といったネタがあったとして、ネット上で批判が集中し、所属事務所のワタナベエンターテインメントが謝罪。大坂側にも謝罪したと報じられた。 この騒動が呼び水となった形で、 「もっとひどいネタがあるぞ」 「こっちは問題じゃないのか」 といった声とともに引用されて炎上したのが吉興業所属の芸人「金属バット」の漫才だ。 こちらのケースは動画がそのままアップされていることもあって炎上の度合いは、より激しいものになった。 内容は、わざわざ書き起こす気持ちになれない。リンクした記事の中で詳しく紹介されているので興味を持った読者は参照してほしい。動画の方もひと工夫し

    お笑いブームの寂しい着地点
    netafull
    netafull 2019/10/04
    “芸人たちがその「差別性」そのものを、「トンがった」「勝負している」「ギリギリの」「リミッター外した」「本質突いた」「最先端の」笑いだと思い込んでいて”
  • プチホリエモンたちの孤独

    先日来、香港の路上を埋め尽くしていたデモは、今後、どういう名前で呼ばれることになるのだろう。 現時点(6月19日までに報道されているところ)では、香港政府のトップが「逃亡犯条例」の改正を事実上断念する考えを示す事態に立ち至っている。 してみると、デモは「成功」したと見て良いのだろうか。 私は、まだわからないと思っている。 この先、北京の中国政府がどんな態度に出るのかがはっきりしていない以上、現段階で軽々にデモの成果を評価することはできない。 ただ、デモをどう評価するのかということとは別に、この1週間ほどは、海をはさんだこちら側からあの小さい島で起こっているデモを観察することで、むしろ自分たち自身について考えさせられることが多かった。 たとえば、香港市民のデモへの評価を通して、論者のスタンスが意外な方向からはっきりしてしまう。そこのところが私には面白く感じられた。 わたくしども日人の香港の

    プチホリエモンたちの孤独
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    netafull 2019/06/29
    “高額納税者万能思想をうっかりもらしてしまっている。 このおよそ尊大な思想に乗っかる形でデモ隊を罵倒しているプチ・ホリエモンたちは、もしかして、富豪揃いのメンバーズなのだろうか。 たぶん、ノーだ。”
  • 「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?

    「飛行機がなぜ飛ぶか」分からないって本当?
    netafull
    netafull 2019/06/20
    “せっかく遠くまでおいでいただきましたが、「飛行機はなぜ飛ぶか」は、100年以上前から「分かって」いるのです。”
  • 「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない

    幻冬舎という出版社の社長が、同社で出版している書籍の実売部数をツイッター上で暴露したことが話題になっている。 この件についての報道やネット上の反応を眺めながらあらためて思ったのは、出版界内部の反応が大きいわりに、世間一般のリアクションが思いのほか冷淡だったことだ。 おそらく、ほか一般の業界で仕事をしている人たちの中には 「出版もまたビジネスである以上、情報を公開するのは当然なのではないか」 と考えている人が少なくないのだろう。そして、そう考えている人たちからすると、見城氏が津原泰水氏の前作の実売部数を暴露して揶揄したことに激越な反応をしている出版界の人々の態度は、理解に苦しむところなのかもしれない。 理屈としては理解できる。 21世紀のビジネスの常識で考えれば、商品として市場に出した書籍の情報を、その売り主である出版社の社長が公開したことは、市場主義経済の原則からして、しごく当然な判断に見

    「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない
    netafull
    netafull 2019/05/24
    “彼は、売れている著者のごきげんを取り結ぶために 「売れていない書き手を邪魔者扱いにする」という、出版業者として絶対にやってはならない所業に及んでしまったわけだ。”
  • 男性はなぜ辛いとき独りになりたがるのか問題

    男性はなぜ辛いとき独りになりたがるのか問題
    netafull
    netafull 2018/08/16
    “父は私に、いわゆる理想的な娘の型をはめてジャッジしたことがなかった。にもかかわらず、躍起になって世間の考える理想の父親像を求めていたのは私の方。それにやっと気付きましたね。”
  • ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ

    今回はワールドカップ(W杯)関連の話題を扱うつもりだ。 というよりも、そうせざるを得ない。 なぜなら、W杯開幕以来、生活が不規則になっているせいか、W杯以外のことを考えることが難しくなっているからだ。 こんな状態でサッカー以外のテーマに取り組んでみたところで、どうせろくなことにはならない。 とりあえず、寝不足ではない。 どちらかといえば、寝過ぎだ。 起床と就寝のリズムが乱れているせいなのか、サッカーを見ていない時間は、うとうとしていることが多い。のみならず、横になって格的に寝る時間も、順調に増え続けている。 午前中から午後にかけての明るい時間帯の睡眠は、どうしても眠りが浅くなる。それで睡眠時間が増える。 しかも、夢の醒め際を狙うようにしてかかってくる電話が、眠りの質を悪化させている。結果として、連日12時間近く寝ているにもかかわらず、寝不足の感じが拭えない。この調子でW杯が3カ月も続いた

    ハリルホジッチ氏を忘れる勿れ
    netafull
    netafull 2018/06/22
    “というのも、在任中の2年余りの間、選手たちに一貫して「縦に速いサッカー」を求めたハリルホジッチ監督が、後ろからのパスに強いワントップのストライカーとして最も重用したのが、大迫選手だったからだ。”
  • オスプレイの設計は見事、そして鳥人間の罠 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    オスプレイの設計は見事、そして鳥人間の罠 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    netafull
    netafull 2018/05/10
    “現状の琵琶湖の鳥人間コンテストは、「ダイダロス」という解答の示された「道」をひたすら追求するという非常に日本人的な姿、いわば「ダイダロス道」を一生懸命に追究しているように思えます。”
  • 連勝サッカーJ1長崎、ジャパネット流で再生

    連勝サッカーJ1長崎、ジャパネット流で再生
    netafull
    netafull 2018/04/27
    長崎から平和のメッセージなのだそう “通常ユニホームにロゴを入れると、スポンサー料が入ってくるが、この場合、ジャパネットがユニセフに寄付金を支払い、ロゴを使用する格好だ。”
  • 「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」:日経ビジネスオンライン

    「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」:日経ビジネスオンライン
    netafull
    netafull 2018/04/27
    モーニングって若い子は読んでいるんだろうか “「モーニングとかで警察のいい感じのマンガが始まっていたら、警察にいい子がいっぱい来るのにね」”
  • ウナギを食べたい人たちの言い訳

    ウナギが不漁らしい。 毎日新聞によれば、 《絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷している。漁は4月ごろまで続くが、このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない。--略--》ということのようだ(こちら)。 特に驚きはない。 むしろ、ニュースの第一報に触れて 「当然だろうな」 と思ったというのが正直なところだ。 さらにもう少し率直な感想を述べるなら、私は 「自業自得だよな」 という感慨を抱かずにおれなかった。 「ざまあみろ」 とまでは思わないものの、ニュース原稿の中で不漁を嘆いている関係者に対して、真摯な同情を寄せる気持ちにはならない。 というのも、このニュースは、かれこれ10年以上も前から、様々な立場の人々が異口同音に指摘し、予告し、警告し、懇願し、提言し、あるいは叱責罵倒非難問題提起してきた話題の延長線上に

    ウナギを食べたい人たちの言い訳
    netafull
    netafull 2018/01/19
    “本気で資源を守る気になれば(つまり、ウナギサイクルの最下流にいるわれわれがウナギを食べることをあきらめることさえできれば)、ウナギの漁獲は減らせるし、養殖だって減らせるはずなのだ。”