2017年8月10日 20時0分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 沖縄戦経験者の98歳の元日本兵が海軍の軍曹を殺害したことを証言した 軍曹は住民を殺害したり、女性を強姦したり、食料を強奪していたという 「いい思い出は何もないよ。戦争は勝っても負けてもよくない」と話した 沖縄戦経験者の元日本兵、飯田直次郎さん(98)は、昨年ごろから、住民に対し悪行を働いた海軍の軍曹を殺害したことを証言し始めた。日本兵による日本兵の殺害に関する証言は極めて珍しい。 飯田さんは1944年、東部第六二師団下田部隊に入隊し、沖縄へ向かった。 それまでは教育部隊に所属、中国戦線に6年半、派兵された。いったん本土へ戻ったときに結婚。半年後に再び派遣されるが、このとき、妻は身ごもっていた。 「いつ召集がくるかわからないから、妻も覚悟のうえだったはず。それが当たり前でした」 沖縄戦は、アメリカ軍の本土上陸を