――「うつ」にまつわる誤解 その(7) 「うつ」の状態になると、朝の起床が徐々に困難になってきます。そのため、次第に遅刻や出社不能などの問題も生じやすくなってきます。 第3回で「うつ」と遅刻の関係については詳しくとり上げましたが、今回はさらに、日中に寝てしまい夜中に起きている「昼夜逆転」の状態について考えてみましょう。 気づくと、 夕方に起きて明け方寝る生活に・・・ 3ヵ月前から「うつ」で休職中のSさんは、奥さんと2人暮らしです。奥さんも会社勤めをしているので、平日の日中、Sさんは1人で家にいる生活です。 奥さんの協力もあって、朝はどうにか起こしてもらって、出社前の奥さんと一緒に朝食を摂るようにしており、日中も寝てしまわないように、近所の散歩や家の掃除や皿洗いなどをするよう自分で決めました。 会社の健康管理室の産業医や通院中のクリニックの主治医からも「自宅療養中は、なるべく規則正
「この製品、広告を流してもなかなか売れないんですが、クチコミで何とかなりませんか?」 製品の販売に苦労している企業から、よく聞かれるのがこの質問です。 前回のコラムでは、効率的にクチコミのサイクルを回すことができれば広告費をそれほどかけずに成功可能という話を紹介しました。 こう書くと当然、「これからは広告を打たなくても製品が売れるんだ」と反応される方が多いのは当然でしょう。 ただ、残念ながら問題はそう簡単ではありません。 前回のコラムで紹介したように、もしクチコミのサイクルが効率的に回っているのであれば、製品を購入した人たちからポジティブ(肯定的)なクチコミが発生。そのクチコミにより製品自体を知らなかった人が知るきっかけになったり、製品の購入を迷っている人の背中を押したりということは当然あり得ます。 ここで注目すべきなのは、「製品を購入した」人たちから「ポジティブな」クチコミが「発生してい
光・温度・養分をコンピュータ制御して、室内で作物を育てる「野菜工場」が全国に広がっている。ハイテクグリーンハウスと呼ばれる野菜工場は、天候や虫に左右されるこれまでの泥にまみれた農業のイメージとは、180度異なるものだ。白衣で作業する農業者ならぬ作業員は、極端に言うと手も汚れない。昨今では、発光ダイオードを使用した完全制御型の野菜工場も登場している。 現在までのところ、主にレタス・サラダ菜・トマト・ハーブ類が主力商品だが、ブナシメジやエノキなどの茸類やカイワレは、以前からある「工場野菜」の一種だ。工場野菜の利点は、天候に左右されず、安定的に量産・出荷することが出来るという点だ。凶作のため野菜の価格が暴騰しても、コンピュータ制御で量産される工場野菜の価格は、変動することはない。光熱費が生産原価の3割にも及ぶため、平時の価格は露地ものの数割高から倍近いが、むしろ、凶作の場合には、工場野菜のほうが
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