本家記事より。2003年にスペースシャトル・コロンビア号が帰還飛行中に空中分解した事故の後、機体の残骸は数ヶ月に渡って捜索・回収されました。その中には、ミッション中に行われた微小重力下におけるキセノンの動きの実験データが保存されたハードディスクも含まれていました。 空中分解によって高度3000mから地上に叩きつけられた、Seagate社の400MBのハードディスク(Block&Filesの記事やScientific Americanの記事内に写真あり)のデータリカバリは、米ミネソタ州のKroll Ontrackによって行われ、ディスク内の90%のデータを復元することに成功したそうです。 その後、数年に渡って研究は続けられ、実験データの分析結果をPhysical Review Eの4月号にて発表するに至ったとのこと。 高空から落下してもデータは復元できるということらしいので、データ削除の際は
メディア配信サーバソフトを提供する米Orb Networksは5月8日、iPhone対応の配信サーバソフト「OrbLive」を発表した。これにより、PC内のコンテンツや放映中のテレビ番組を米AppleのiPhoneおよびiPod touchで視聴できるという。 Orbは、ユーザーが自宅PC内の写真やビデオ、音楽、テレビ番組などのコンテンツを、ノートPCやスマートフォン、ゲーム機などに配信するサーバソフトを無料で提供している。モバイル端末のOrbアプリからOrbサーバにアクセスすると、自宅PCのテレビ動画が端末にストリーミングされる仕組みになっている。 OrbLiveサーバはWindowsのみに対応し、Macの場合はParallels DesktopかVMware Fusionが必要。また、iPhoneはjailbreakが必要。 OrbLiveにより、「iPhoneでのテレビ視聴が、現実の
ソニー発“ネット世代の写真立て”――Canvas Online「CP1」を試す:眠った写真をフル活用(1/3 ページ) ソニーのCanvas Online「CP1」は、新タイプのデジタルフォトフレームだ。といっても、ピンと来ない人が多いかもしれない。まずはデジタルカメラの市場動向とデジタルフォトフレームという製品について説明しておこう。 インターネットコムとクロス・マーケティングが2007年2月にデジカメ所有者225人を調査したところ、デジカメで撮影した写真を実際に印刷している人は意外に少ないとの結果が出た。頻繁に印刷する人は10.7%、たまに印刷する程度の人は51.1%、ほとんど印刷しない人は27.1%、まったく印刷しない人は11.1%となっており、印刷しない人が4割弱、たまに印刷する程度の人を含めると9割にも達する。同じ調査の結果では、デジカメで撮影したデータの保存場所として59.1%
デジタルプロダクツ事業については、2010年度の売上高4兆1,000億円、営業利益率2.4%を目標とし、PC事業やHDD事業の収益拡大を図るとともに、テレビを中心とした映像事業の収益改善を目指すという。 昨年度の計画までは、HD DVD事業を同分野のひとつの核に位置づけていたが、西田社長は「HD DVD事業の終息による売上高の減少については、PCやテレビ事業の成長加速によりカバーする」と説明。 「高画質化」と「モバイル」をテーマに商品展開を図る方針で、高画質化については、テレビやパソコン、DVDプレーヤーにおいて、同社のLSI技術や画像処理技術を生かして取り組む。「標準画質のコンテンツを簡単に高画質に変換する“超解像機能”を半導体で実現する。標準画質のコンテンツ資産は膨大で、これらを高画質に体験できる“超解像機能搭載テレビ/PC/DVDプレーヤーを市場投入する」という。 もうひとつのテー
文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部2008年05月09日 07時30分 「iPod」が発売されてから6年以上がたち、Appleはいまだに音楽プレーヤー市場のトップに君臨している。しかし、次に何が来るのだろうか。 Appleは、おそらくは同社の危機を救ってくれた製品の進化の岐路に立っている。iPodによってAppleの利益や投資が促進されていなかったら、われわれはおそらく過去1年間、Appleの急伸するMacビジネスや、業界のあり方を根本から変えてしまった「iPhone」について語ることはなかっただろう。 数年にわたって2けたの成長を続けた後で、iPodの成長はついに鈍化した。市場はおそらく飽和してしまったのだろう。読者は、音楽を携帯したいと思っていながらMP3プレーヤーをまだ買っていない人を誰か知っているだろうか。しかし
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