あるデータセンターに導入したサーバーの初期セットアップ時に今までに経験したことのないHDDトラブルに見舞われました。今回はそのトラブルの原因究明と解決に至るまでのお話です。 HDDの故障? 7月、新データセンターでの初期セットアップ時にHDDの書き込み速度がやたら遅いディスクがあるという話が出てきました。 話を聞くと1台だけでなく複数台に発生しているとの事です。 その時の測定値は次のような感じでした。 実際の測定値 # dd if=/dev/zero of=/mnt/p0/test bs=1M count=2048 (RAIDカードの0番ポートにあるディスク) 2048+0 records in 2048+0 records out 2147483648 bytes (2.1 GB) copied, 43.8163 seconds, 49.0 MB/s # dd if=/dev/zero
はじめに Windows上で、MBRディスクとしてフォーマットしたデータ用ドライブを、後からGPTに変更してフォーマットした場合でも、MSR 予約パーティションはしっかり作成されます。 MSRのないGPTディスクはドコか異常です。 MSRって何なの? PCハードウェア強化ラボ:第3回2Tbytes超ディスクをデータ用ストレージとして利用する (2/2) - @IT によると、「GPT形式のディスクにのみ存在する、パーティション・データを保持する領域」と説明されている。従来BIOSのHDDの「MBR領域」みたいなものだと思えば良いらしい。 色々なサイトを読み漁ると、その他に「セキュリティ的な安全性を保つための領域」、「BitLockerの領域として使用する」などの情報もあるが、サイトによって説明がまちまちだったりして、今の所私はあまり信用していない。 正確な話が知りたい場合は、「GUIDパー
TestDisk は頻繁にアップデートし、また媒体別バージョンにより細かい点が異なるため、このページの解説画面どおりにならない場合があります。しかし、基本的な流れは共通しているので、十分参考になるはずです。英語のソフトですが中学生レベルの英語なので、TestDisk が表示するメッセージをよく読んで、画面の指示に従いながら使用してください。なお、より詳しい情報を必要とする方は、TestDisk非公式ヘルプのコーナーもお読み下さい。 【TestDisk】で失われたパーティションをリカバリする 【TestDisk】は、MBR(マスターブートレコード)にあるパーティションテーブルが損傷した事が原因で、パーティションを認識できなくなってしまったときのリカバリソフトです。ハードディスク上に点々と散在する残骸から、パーティションの位置・サイズ・種類などを拾い出す能力は、フリーソフトでありながら、市販の
「disc」と「disk」の違い disc と disk は読み方は同じですが、技術的には明確な違いがあります。 disc disc は、オーディオ CD、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-Video ディスクなどの光学式メディアを指します。disc には、読み出し専用のもの (ROM)、マルチセッションの書き込みを行う場合を除いて一度だけコンテンツを書き込める (ファイルを書き込める) もの (CD-R または DVD-R など)、また、何度も消去したり再書き込みできるもの (CD-RW、DVD-RW、DVD-RAM ディスクなど) があります。 すべての disc は取り出し可能です。つまり、デスクトップ、または、Finder からディスクをマウント解除するかイジェクトすれば、disc はコンピュータから物理的に取り出せます。 disk disk はフロッピーディス
ハードディスクは消耗品だ、とよく言われる。 頭では壊れるものだとはわかっている。 でもかれこれ20年以上自分のパソコンというものと付き合っていて、10台ほど買い替えたり、ハードディスクを交換したりしてきた。交換ディスクも3.5インチにはWesternやらSeagate、2.5インチにはHGSTなど主要メーカーのものは大抵使ってみたが、突然HDDが読み取れなくなった、ということは一度もない。むしろメモリや電源の方が先におかしくなる。 だからハードディスクの故障に備える、という感覚がピンとこない。個人使用だからというのもあるが、RAID組むなんてお金と電気がもったいないとさえ思えてしまう。 今はPCの方はSSDなので書き込み限界がくるまで多分大丈夫なんじゃないか。レコーダーとバックアップ用NASは昔ながらの磁気ディスクなので壊れるリスクはあるのだが、大丈夫だろうとタカをくくっている。 自分は甘
ハード・ディスク装置(HDD)関連の業界団体International Disk Drive, Equipment, and Materials Association(IDEMA)が米国時間3月21日に,HDDの標準セクター・サイズを現在の512バイトから4096バイト(4Kバイト)に拡大すると発表した。IDEMAは,4Kバイト・セクター対応HDDが2006年終わりから2007年にかけて利用可能になると見込む。 IDEMA USエクゼクティブ・ディレクタのEd Grochowski氏は,「セクター・サイズを4KバイトにするとHDDのデータ密度を容易に高められ,ユーザーに提供可能なストレージ容量を増やし,記憶容量当たりのコストを下げることができる」と述べる。 セクター・サイズの拡大を検討するIDEMAの委員会Long Data Block Committeeでは,IT業界の企業に対して新し
いつもアメーバをご利用いただきまして、ありがとうございます。 弊社ブログシステムで、ブログのユーザ画像保存用サーバとして利用されている Seagate社製ハードディスクにつきまして生産時期、型番、ロットともかなり広い範囲で 不具合があることが発表されました。 ■Seagate社ページ http://seagate.custkb.com/seagate/crm/selfservice/search.jsp?Tab=search&Module=selfservice&TargetLanguage=selfservice&DocId=207931&NewLang=en 弊社ブログのユーザ画像データについてはデータディスクの冗長化に加え、 2日に1回の頻度で全ユーザ画像のバックアップをとっており、 今回のようなハードウェア不具合、ディスク破損、ハードウェア障害、 ファイルシステム破壊が発生しても、
ぐらぐらダンスで世界中を旅する動画で、YouTube歴代最高クラスの視聴数1700万ビューの記録更新中のマット・ハーディン君が、今年の動画で初めて、撮影に失敗していたみたいですよ。 場所は放物線に飛んで重力軽減状態を生む飛行機の機内です。いよいよそんな秘境しかなくなったんでしょう。マット君は観光客向けにこれをやってくれるZero G社から嘔吐彗星(Vomit Comet)の搭乗チケットを$3500で購入しました。 ところがいざ上空に行って軽減重力状態でぐらぐらダンス撮ってもらおうとしたら…できない。15回も放射状に飛んで各30秒ずつ軽減重力にしてもらってトライしたんですが、やっぱりダメ。結局あきらめたそうです。使ったカメラは買ったばかりのソニーHDR-SR1。どうして? 後で何度もソニーと電話でやり取りの末、やっとマット君が気付いたのは、原因はカメラマンでもカメラでもなく、ぜんぶ無重力(厳
ベンチマークソフト「CrystalMark」をはじめとする“Crystal”シリーズの作者として知られるひよひよ氏は14日、同氏のWebサイト“Crystal Dew World”の開設10周年などを記念して、“このディスクもうダメぽ大会”を、同日より19日正午まで開催すると発表した。 “このディスクもうダメぽ大会”とは、同氏が制作したHDDの健康状態をチェックできるフリーソフト「CrystalDiskInfo」上で“注意”“危険”と表示されたHDDや、長年酷使してボロボロになったHDDなど、いつ壊れてもおかしくない“もうダメぽ”なHDDを、同サイト上の掲示板で自慢しあう大会。 参加方法について細かい規定はないが、「CrystalDiskInfo」の[編集]-[コピー]メニューで得られるテキスト形式のHDD情報や同ソフトのスクリーンショットなどを、掲示板の当該スレッドへ投稿すればよいようだ
Windows 7では,普及が著しい仮想マシン環境向けの機能が強化される。具体的には,物理的なディスク装置と同様に,Virtual PCで使う仮想ディスクも一緒に管理できるようにする。Windows 7を初披露したPDC 2008で,米MicrosoftでWindows and Winodws Live Engineering Group担当の副社長を務めるSteven Sinofsky氏がデモをした。 Windows 7では,ユーザーが「ディスクの管理」の画面で「Action」というメニューを選ぶと,その中に「Create VHD」(VHDの作成)や「Attach VHD」(VHDの接続)といったメニューがある(写真1)。たとえば,ここで「Create VHD」と選ぶと,仮想環境で使うハードディスクの領域が作成できる(写真2)。このデモを見せると,会場からは大きな拍手が起こった。 VHD
● はじめてのRAID5 ハードウェアの進歩は素晴らしい。今日日、メモリは2Gが4k、CPUはQuad(2.4G)が24kで入手可能となり、8GなQuadマシンが5万程度で自作できる時代になってしまった。これは個人ユースとしては完全にオーバースペックであり、実際、適当なサービスを立ち上げてもMAXでCPUを2,3core、メモリを3G程度の消費するのが精一杯である。このように資源的には非常に快適で、まだまだ余力がある一方、ディスクアクセス時だけは時として耐えられないほどの遅さを感じてしまう。今現在、ここがシステムの最大のボトルネックであろう。 上記のように、HDDのアクセス速度には不満が残るものの、HDD単体に関しては日立500G(SATA)が8kとこれまた非常にお値打ち感が高い。よって、ここでは、数本のSATAでRAID5を構築しデータ領域として利用してみることにする。画像や動画などの収
4月18日午後 開催 会場:発明会館ホール(東京都港区) ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)関連の業界団体である日本HDD協会(IDEMA JAPAN)は4月18日に、「競合と併存:HDDvsフラッシュメモリ」と題するセミナーを開催した。同協会は四半期ごとに「クォータリーセミナー」と称するセミナーを主催している。その一環である。 デジタルカメラ用メモリカードや携帯電話機用メモリカード、PC用USBメモリなど、NANDフラッシュメモリを使った外部記憶装置の市場が急速に拡大している。最近ではノートPCでHDDの替わりに、NANDフラッシュメモリで構成した外部記憶装置「SSD(Solid State Drive)」を搭載する機種が増え始めた。NANDフラッシュメモリに対する関心は高い。記憶容量の拡大と容量当たりのコスト低減を続けているからだ。セミナー会場は300名を収容
*勝手に期待寿命が温度と正比例したと仮定 この表からわかることはハードディスク温度が60℃を超えると寿命が大変短くなってしまうことだ。とくに65℃を超えると即死することがわかる。実際十年前に初めてベランダサーバに挑戦したときそれは証明された。お盆休みを利用しての工作ゆえ当然炎天下での実行となったが、換気扇を設置するなどの熱対策をまったく考慮しなかった為、当時高価だった新品ハードディスクを即死(24時間以内)させた。 たった今筆者のハードディスクのS.M.A.R.T.情報をHD Tune(本ページで使用している多機能フリー版のダウンロードは こちら:)というソフトを使って確認してみた。 HD Tune画面 現在このページの編集作業をしているPCには、3.5インチベイにハードディスク1台だけを搭載し、ハードディスクの直前に92mm(9cm)ファン、ケース後部にはやはり92mmファンを設置して、
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