社員の数カ月後の退職確率やうつ病発症確率を機械学習で予測する――そんなサービスをITベンチャーのSUSQUE(東京都渋谷区)が10月1日から提供する。 従業員の勤怠データから「働き過ぎ」などの状態を判断・通知するクラウドサービス「サブロク」を活用。同サービスで収集したデータや、企業の従業員情報などをクラウド上で分析し、機械学習を用いて1人1人の退職確率や精神疾患の発症確率を算出。ケアの優先度が高い従業員から結果をレポートする仕組みだ。 同社によれば、精神疾患の患者数は年々増加傾向にあるものの、従来の勤怠管理システムにはそれらの発症率を分析する仕組みがなかったため「利用する企業側が勘に頼り『◯◯な人は退職しやすい』『○○な人は精神疾患になりやすい』といった大雑把な分析を行っていた」という。 新サービスでは、企業風土や従業員の行動、属性情報を定量化し、機械学習を通じて「これまで人の目では気づけ