約900ページ・71章からなる、ショーペンハウアーの主著「意志と表象としての世界」(1819年公刊)の要約と解説です。 900ページを読破するのに比べると、約100分の1の労力で同じ結論を理解することが出来ます。 第一部 §1 世界は私の「表象」である。 §2 世界は「根拠の原理」により連関する「表象」の集まりである。 §3 「根拠の原理」としての時間。 §4 「根拠の原理」としての物質(因果性)。悟性とは因果性という表象を直観する力である。 §5 表象としての世界は、単なる夢でしかない。 §6 認識は知覚に対する悟性の適用である。 §7 直接的な表象として世界を見ることによる帰結。 §8 理性 §9 概念と論理学 §10 知 §11 情 §12 概念は直観の漸近線に留まる §13 笑い §14 科学 §15-1 数学の逆行性について §15-2 誤謬 §15-3 哲学とは §16-1 理